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オーミケンシ(株)【3111】の掲示板 2017/02/18〜2017/12/08

繊維専門日刊紙『繊維ニュース』より抜粋

特集 2017夏季総合(9)/わが社の新領域            2017年07月25日(火曜日) 午後1時47分


オーミケンシ/特殊レーヨンを中国内販〉

 練り込み技術によって特殊機能を付与したオーミケンシのレーヨン短繊維が、中国のフェースマスクなどに採用され始めた。衣料用途も含め、中国における特殊レーヨンの市場をさらに拡大することを同社は狙っている。

 中国市場への販売拠点となっているのは、2006年に設立した近絹〈上海〉商貿だ。同社は、日本向け製品の素材を中国の日系企業へ供給することを主業務としていた。しかし、日系企業が製造拠点を東南アジアへ移したことで採算が悪化。日本市場には期待せず、オーミケンシの特殊レーヨンを中国市場へ拡販する方針を昨年打ち出す。

 そのためには、中国市場に精通する現地スタッフが必要だとして、昨年春から人材を水面下で探し、昨年秋までに5人を採用した。うち4人が青島在住だったこともあり、昨年11月に青島分公司も設けた。これら現地スタッフと、日本からの派遣要員で昨年の11月以降に中国企業約60社に提案した。

 結果、椿油を練り込んだレーヨン「紅椿」をフェースマスク向けに年間200トン供給することが決まるなど成果が出てきた。極細レーヨンを年間200~300トン供給する契約も同用途向けに決まりそうだという。備長炭成分を練り込んだ「紀州備長炭繊維」も2年前から同用途へ販売していた。その規模は昨年、2年前の年間50~60トンから180トンへ拡大した。これを受けて類似品が出回ったが、今年度も100トンの販売を見込んでいる。これに、紅椿や極細レーヨンが加わる形になる。

 衣料用途でも、期待材料が出てきた。青島のアパレルメーカーが、秋冬向け内見会で温度調節機能を持つ「97・6●」や、保湿性のある「パポリス」使いの製品を披露した。今後、メディカル分野向けの提案も強化する。

(●はFの左上に゜)


昨年秋にブラジル事業を撤退し、特損を計上して仕切り直しの今季。
第一四半期の決算発表が8月8日(火)です。
どう変化しているか楽しみですね。変化率に期待です。

ご参考

日証協残高

公表日     公表  貸付残高   新規貸付成約高
2017/07/21  日証協  784,400株  145,000株
2017/07/14  日証協  668,400株    22,000株
2017/07/07  日証協  999,400株    70,000株
2017/06/30  日証協  963,400株    322,000株
2017/06/23  日証協  818,400株    134,400株

貸付残高自体は減少していますが、今回の戻りで新規で売っている人もいるんですね。