ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)プレミアムウォーターホールディングス【2588】の掲示板 2020/08/08〜2022/04/05

もう少しだけ詳しく説明しときます

第一弾の増資(10億円)は転換社債。

これは金銭的には発行元(Pウォーター)も受け手(マッコリー)も一応ノーリスク

社債なのですぐにPWに10億円入る(マッコリーは10億円払う)

株価が4000円超えずに下がっていったとしても、3年後の満期まで保有すれば元本保証で10億円マッコリーに戻ってくる。
逆に言うと、PWは3年後に10億円の支払い。

しかし、社債の利率は0%に設定されているので、損はしないと言えどマッコリーは3年も資金が拘束されるのは馬鹿げているし許されるはずがない。

4000円を超えて株に転換することを前提としているスキーム。
株に転換すればマッコリーは儲かるし、PWは3年後に10億円を返還する必要がなくなる。

業績的に4000円を超えるのは両社共に自明という扱い。

これは実質PWに有利なスキームであり、マッコリーが受けてくれたことが逆説的に株価の評価不足を浮き彫りにしていると言える。

しかし、マッコリーにとって転換社債の10億円は規模が小さく、本当の旨みは新株予約権50億円分


この新株予約権を行使するには4400円以上が必要となる。

つまり、4000円を超えた時点で一発目の転換社債が株にすぐに転換されて売られる可能性は低い。
4400円を超えないと旨みがないから。

さらに行使価格が4400円で固定というのが最近では珍しい。

固定されているので、4400円を超えてすぐに行使される可能性は極めて低い。
市場で4400円で買える株を4400円払って手に入れても意味ないから。

例えば株価が6000円とかになれば、その時に行使すれば市場価格6000円の株をマッコリーは4400円で貰うことが出来る。
(実際は6000円で先に空売りして、行使して得た株を現渡し決済するのが普通だが)

まとめると4000円、4400円という数字が目立つけど、スキームを見ると両社が描いている株価はずっと上だということです。

その辺は補足資料のP4を見れば図示されていますね。

がめつい機関が、転換社債や行使価格固定の新株予約権という比較的PW側に有利な条件で受けてくれていることが明るい。

普通なら下方修正条項付きのワラントで空売り地獄になるところだけどw