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(株)アスカネット【2438】の掲示板 〜2015/04/08

新しい特許ネタ出てましたね。

ttp://ipforce.jp/applicant-5383-3-1-2015?tabid=2&s4=1&s3=1
(特表 2013-61619 光学結像装置 2015年 4月 2日)

ttps://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/tokujitsu/tkbs/TKBS_GM101_Top.action
(種別「再公表(A1)」を選択、番号「2013-61619」を入力して照会ボタンをクリック)

見たところ、2012年10月10日の特許(特許第5047403号)と同じ内容のようです。

2012年に取得した特許を国際出願して、2013年5月2日に国際公開、それが2015年4月2日に日本で再公表といった流れでしょうか。
(調べたところ、外国が国際出願した特許が日本で公開→「公表」、日本が国際出願した特許が日本で公開→「再公表」と言うらしいです。)


大まかな内容は次の通りです。

AIPを構成する反射板と反射板の間のピッチを狭くするほど明るく高精細な空中結像が得られるそうですが、技術的にも難しく、高価になるそうです。

  反射板  ピッチ(ガラス、樹脂等)
   ↓    ↓
 │ │ │ │ │ │ │


それを2枚のプレートをずらして重ねることでピッチを狭くするのと同様の効果が安価に得られるそうです。
(正確には垂直方向2枚、水平方向2枚の4枚)

  │ │ │ │ │ │ │
 │ │ │ │ │ │ │

     ↓ 同様の効果

 ││││││││││││││

今まで反射できず逃げていた入射角の浅い(深い)光を逃がさず利用できるようになるそうですが、これって視野角拡大にも効果があるのではないでしょうか?

さらに3層(1/3ずらし)重ねると、正面の空中結像が可能になるようにも書かれています。

     ○ ← 実体

  ─────── ← AIP(3層×2)

     ○ ← 空中結像


    ↑ ↑
    左 右
    目 目

正面の空中結像と言えばマイクロキューブアレイの特許もありましたが、理論上可能でもどうやって作るのか検討もつきませんでしたが、上記構造なら今あるものをずらして重ねるだけなので、すぐにでもできそうに感じます。

その後はゴーストを抑制する台形構造、4~10層の多層構造と続いていますが、難解で良く分かりませんでしたw
これで数年前に出願していた特許ですから、今研究中の特許技術はいかほどのものか想像もつきませんねw