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(株)ディー・エヌ・エー【2432】の掲示板 2017/03/11〜2017/03/16

守安社長が果たした役割は


報告書は守安社長の関与を繰り返し指摘する。

守安社長はスマホゲームの停滞で次なる成長のエンジンを求め、iemoとペロリの2社を買収した後の2014年12月、高い目標を掲げた。

2018年3月までにMERYを除く9サイト合計で、「1000万DAU及び四半期あたり10億円の営業利益」、MERY単体で「400万DAU及び四半期あたり10億円の営業利益」というものだ(DAUは1日あたりユーザー数)。

守安氏は目標とする時価総額から逆算して目標DAUを計算。それを9サイトを統括する村田氏と、MERYを率いる中川氏に伝えていた。

報告書ではこれに、村田氏が「相当高い目標設定である」と受け止めたとある。

3月13日、第三者調査委員会の会見でBuzzFeed Newsはこの点を質問した。そもそも難しい目標だったのではないか。守安社長との間で議論はなかったのか。

委員長の名取勝也氏は、こう話す。

「『大変な目標ですね』というやりとりはあったが、社長からの指示だからそれに向かって全力を尽くした」

守安氏は他にも、数字が安定しないソーシャルメディアからの流入でなく、検索結果から来る来訪者の数を指標とするよう指示するなど、事業の全体方針の策定に大きく関わっていたと報告書は指摘している。

調査報告書を受けて、守安社長は月額報酬50%を6ヶ月間減給の処分を受けた。