投稿一覧に戻る (株)メディネット【2370】の掲示板 2022/05/31 4103 sig***** 2022年6月1日 01:50 ※キメラ抗原受容体(CAR)とは、人工的に作られた、T細胞を活性化させる受容体です。 キメラ抗原受容体の細胞外領域は、抗体の抗原結合部位から出来ており、特定の抗原と結合することができます。 細胞内領域は、T細胞を活性化させる受容体(CD3、CD28、4-1BBなど)の活性化シグナルを伝達する領域から出来ています。 この受容体は、細胞外領域を使ってがん細胞表面の抗原と結合し、細胞内領域を使ってT細胞を活性化させることができます。 つまり、この受容体を人工的に導入されたT細胞は、細胞表面に抗原を発現しているがん細胞と結合することで自らを活性化し、結合したがん細胞を攻撃し、死滅させることができます。 現在、CD19と結合できる(細胞外領域がCD19に対する抗体の抗原結合部位)キメラ抗原受容体を用いて急性リンパ性白血病を治療する方法がアメリカで承認されています。 ※ がん療法には 外科的 放射線 抗がん剤があるが 新たにがん免疫療法が 次世代の新療法として注目されている。キメラ抗原受容体免疫療法のIRが出れば一発青天井である。 そう思う29 そう思わない3 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
sig***** 2022年6月1日 01:50
※キメラ抗原受容体(CAR)とは、人工的に作られた、T細胞を活性化させる受容体です。
キメラ抗原受容体の細胞外領域は、抗体の抗原結合部位から出来ており、特定の抗原と結合することができます。
細胞内領域は、T細胞を活性化させる受容体(CD3、CD28、4-1BBなど)の活性化シグナルを伝達する領域から出来ています。
この受容体は、細胞外領域を使ってがん細胞表面の抗原と結合し、細胞内領域を使ってT細胞を活性化させることができます。
つまり、この受容体を人工的に導入されたT細胞は、細胞表面に抗原を発現しているがん細胞と結合することで自らを活性化し、結合したがん細胞を攻撃し、死滅させることができます。
現在、CD19と結合できる(細胞外領域がCD19に対する抗体の抗原結合部位)キメラ抗原受容体を用いて急性リンパ性白血病を治療する方法がアメリカで承認されています。
※ がん療法には 外科的 放射線 抗がん剤があるが 新たにがん免疫療法が
次世代の新療法として注目されている。キメラ抗原受容体免疫療法のIRが出れば一発青天井である。