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WisdomTree 小麦上場投信【1695】の掲示板 2022/09/17〜2023/05/30

>>352

10月25日時点の各穀物の干ばつに見舞われている面積の割合

・春小麦 75%
・冬小麦 75%
・大豆  71%
・トウモロコシ 70%

これは、来年の穀物の状況に対して、かなり壊滅的な状況ではないでしょうか。

10月29日には、ロシア政府が、黒海からのウクライナの穀物の輸出を停止すると述べました。

(報道) ロシア政府が、黒海からのウクライナの穀物輸出を「無期限」に停止すると発表 (2022/10/30)

 

ロシアとウクライナの間で穀物協定が交わされたのは 7月22日で、それ以来、900万トン以上の穀物などが輸出されました。この協定は 11月19日に満了しますが、しかし、ロシアは、この協定の継続をしないと述べたのです。

これにより、それ以降は、「ウクライナの穀物は一切輸出されない」ことになります。しかも、ロシア側は無期限と述べています。

世界最大の穀物生産国のひとつである(あるいは「かつてそうだった」)ウクライナからの穀物輸出が遮断され、世界最大の穀物輸出国であるアメリカの干ばつ状態が壊滅的になっている。ロシアからの輸入も見込めない。

……来年の食料状況は厳しそうです。

特に、日本は、小麦において、アメリカへの依存度が高いですので (約 50%)、時間の経過と共に、食料状況が混乱する可能性が出てきています。