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 めでたく償還である。清く正しいインデックス投資界隈では残念な出来事のようだが、儲かればいいんだよという立場からすると、この発表は待ち望んだものだ。
 普通の国内株で構成されたETFなのに、市場取引価額が基準価額から大きくマイナス。-10%超という時もあって、何だこれはというお買い得状態だった。
 もちろんETFだから基準価額で解約できるわけではないが、時価総額が2億円台にまで縮小していた。ETFに積極的な日興アセットマネジメントでも、さすがに継続できないだろうという水準で、最近買った人はほとんど償還狙いだったに違いない。大量には買えないまでもそこそこの売り注文があって、お小遣いくらいにはなったのではないか。
 それにしても、せっかくETFをつくったのに板が超薄くて、いったいどうやって買えというのだろうかという銘柄が散見される。乖離率と償還時期を見極める売買ゲームのためにETFをつくったわけではないはずだ。東証で検討はされているようだが、多少スプレッドはあっても良いから、100万円単位でいつでも売買ができるような仕組みを早急に検討すべきだ。