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iFreeETF 日経225(年1回決算型)【1320】の掲示板 2015/04/29〜2020/05/18

G20での米中協議への期待強まりドル円は買戻し優勢に=NY為替前半
2019年6月19日 水曜日  2時55分配信 みんかぶFX
 きょうのNY為替市場でドル円は買戻しが優勢となっている。一時108.65円近辺まで急速に買い戻される場面が見られた。きょうは円高が優勢となりドル円は東京時間から売りが優勢となっていた。NY時間には108円台前半で取引開始となったが、日本時間の22時22分ごろに新潟県下越で震度6強の地震が発生し津波警報も発表された。これを受け円高の動きが更に加速し、108.10円近辺まで下げ幅を拡大する場面も見られた。

 しかし、その直後にトランプ大統領の発言が伝わり、今度は一転買い戻しが強まっている。トランプ大統領は「日本でのG20で習主席と会う。習主席とはG20で時間をかけて会談する」と述べた。G20での米中協議への期待感が高まり、米株式市場でもダウ平均の上げ幅が一時400ドル超上昇する中、ドル円もポジティブな反応を示したようだ。一時108.65円近辺まで上昇。

 なお、ホワイトハウスがパウエルFRB議長を議長から理事へ降格させる法的可能性を模索していたとの報道が伝わり急速に下落する場面が見られたが一時的反応に留まった。

 きょうから注目のFOMCが始まった。市場では利下げを示唆してくるとの期待感を高めており、7月利下げの期待を高め、CMEのFEDウォッチでは、7月利下げ確率が90%まで上昇。1ヵ月前は25%程度であった。なかには0.5%の大幅利下げを見込む動きも見られている状況。

 しかし、ウォールストリートのエコノミストからは、予防的利下げだとしても7月は早過ぎるとし、疑問視する向きも少なくない。95年から96年、そして、98年の利下げを鑑みれば、現状の経済ファンダメンタルズは利下げを正当化せず、市場が考えている以上にハードルは高いほか、現在の市場は2020年末までに1%の利下げを織り込んでいる。これはリセッション時にのみ正当化されるといった声も聞かれる。更に7月利下げに踏み切ったとしても、その場は株式市場は上昇したとしても、次第に下振れリスクが高まり、最終的にはネガティブとの声も出ている状況。利下げの可能性は示唆して来る可能性は高そうだが、時期や幅については意見が分かれているようだ。

minkabu PRESS編集部:2時55分