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投稿コメント一覧 (618コメント)

  • 今回の決算IRと臨時株主総会の告知について、あくまで個人的な主観として…

    ①前年同期に対しては赤字拡大となるものの、28年通期での業績予想に変化なし
    ②「継続企業の前提に関する注記」についても該当なし
    ③現時点においてキャッシュフロー44.4億円、自己資本78.4%と対前期で減少はしたものの喫緊の危険性は低い

    以上から現時点でただちに倒産や清算、事業廃止のおそれはなく、臨時株主総会の議題は別だと思っています。

    臨時株主総会において議題となる項目については他の方も挙げてますが、役員改選であれば現時点で情報公開しても問題ないことであるし、定時総会を待たずに役員改選であれば何か特別な理由(役員死亡など)あるはずですが、そうした情報は入手していません。
    増資や新株発行も議題になりうるものですが、直近で新株および社債の発行をしている以上、これも考え難いと言わざるを得ません。あとは急きょ本社移転するとか…あるいは新役員を迎えるとか…でもそれなら公開できる。

    そう考えると臨時株主総会を開催を告知しながら、議題を現時点で公開できない理由を考えると…

    ④現時点で公開することで不測の事態が起こりうる可能性
    ⑤議決権行使者を確定する必要性が優先される状況
    ⑥ウィズパートナーズ出資の制限条件である「IR公開までは株式処分不可」という項目は、すなわちウィズパートナーズが現時点で株価に影響を与えうる情報を持っているという可能性
    ⑦oakは330円での新株発行権を持っていたが、もしシンバイオが圧倒的に企業価値を下げることになるリスクを勘案しているなら、新株発行権を行使せず、株式を取得しないほうが損をしないしリスクもないはず。しかし現実には330円で大量の株式を取得している

    以上から、予想されるのは…
     →シンバイオが買収または新薬候補の権利を取得、もしくはシンバイオが「買収される」可能性
     →その内容は競合他から妨害される可能性もゼロではない可能性
     →ゆえに議決権行使者を確定をし、その後議題を発表する、という普通と異なる手順を踏んでいるのではないか
    (普通、臨時株主総会の告知をする場合、「何を決めるのか」は同時に発表することが多い)

    だとすると…
     臨時株主総会の議題発表は5月31日の議決権確定以降?
     M&Aにかかわる情報を直前まで秘匿することになっている?
     
    と、個人的には推測しています。
    つまり議題発表後(6月1日以降)に極端な上昇を始めるのではないか、と予想しています。

  • >>No. 784

    議案の議決に関しては確か今回ウィズが取得した潜在株式数が36%超。もちろん現在はすべては転換していないはずなのであくまで潜在数ですが、これに吉田社長9.6%・セファロン7.9%・エーザイ2.5%で計36%+20%=56%で過半数。
    議決前に根回しを含めて確定票数を確保せずに進める可能性はありえないのでほぼ間違いなく可決されるのではないかと思います。

  • >>No. 1257

    買収ということになれば相手の企業の状況(上場or非上場など)にもよりますが、相手の株式を何らか取得することになります。相手企業の株がシンバイオ株に転換されるとなれば、現在の株主に少なからず影響を与えますので株主総会での議決事項になりうるのではないかと。
    それでなくとも現在赤字の企業が多額の資金を用いてM&Aを行う場合、その経営方針の是非については企業存続にかかわる重要事項として議決を経ておくことがコンプライアンス上も必要なのではないでしょうか。

  • >>No. 1272

    医療業界にかかわらず、ですが激しい市場競争の中でM&Aや権利取得というのはかなり重要な事象であるので、一般には公開買い付けなどでない限りギリギリまで秘匿して進めることが多いように思います。株主としてはIRで進捗を知りたくなる気持ちももちろん理解できますが、事業活動の進捗や環境、相手企業などとの取り決めなどにより必ずしも事前に公開できるとは限らないと思います。

    また事業は人のなすことですので、本当に最悪のことやそんなに特別でもないことだったりすることも全くないわけではありません。ですのであくまで現時点で分かっているのは「5月31日時点の株主を議決権者として、7月15日に何らかの議決を行う臨時株主総会が開催される」という以上でも以下でもなく、あとは各自の予想や思惑にすぎないことを留意する必要があると思います。

  • 返信をいくつかいただいていたので改めて状況を自分なりに整理してみます。

    ①第3回無担保転換社債型新株予約権付社債(4/6募集)=30億円分
     ・社債であるが金利が0%で設定されているため、ウィズは株に転換して売らないと利益が出ない
     ・株価に重大な影響を与えないように売却することが確認されている
    ②第39回新株予約権(4/6募集)=約9.5億円分
     ・普通の新株予約権(予約権の発行代金は約980万円)

    =①については4/22に30億円がシンバイオに入金=シンバイオの負債=いずれ株式で弁済するが現在未行使
    =②については4/22に予約権代金約980万円が入金=現在のところ未行使
    =よって4/22にシンバイオは30.1億円受け取った

    ③平成28年12月期 第1四半期決算(5/10)
     ・経常損益は6.5億円の赤字(前年同期は4.1億円の赤字)
     ・1-3月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期のー81.4%からー268.4%に急悪化
     ・しかし上記は前期27年12月期末に発表した業績予定通りの成績であること
     ・平成28年12月期通期の業績予定に変更なし
     【すなわち5月9日以前と5月10日以降で状況に大きな変化はなく、おおむね予定通り】

    ④現在のキャッシュフロー
     ・1Q末で44.4億円、現在までに普通に支出して仮に42億円とすると、①と②の30.1億を足して72.1億円。
     ・②の新株予約権が行使されると100%行使で約9.5億円が追加で入手できる。
     ・実は平成26年12月1日の第34回新株予約権(Oak分)は約10億円分中1,000万円しか行使されていなかったが(4月6日時点)、現時点までに2.6~6億円分程度行使していると思われる。
     【よって現時点でのシンバイオのキャッシュフローは推定で75~78億円】

    ⑤7月15日 臨時株主総会(5/10告知)
     ・5月31日時点の株主を議決権者とする
     ・議題は追って発表(現在未公表)

    ⑥いくつかの疑問について
    問:「買収なら新株予約権を買収先に付与すればよいはず」
    答:もしシンバイオが「買収される」ならその通り、だがまどろっこしいのでただ買収されれば済む話。
    しかしシンバイオが「買収する」なら新株発行することで、総発行株式数を増やし、さらに株価を上昇すれば時価総額が向上し、買収相手との対比で買収後の影響を低減し、あるいは希薄化によって有利になるとも考えられる。
    となると買収することが前提ならシンバイオの株価が上昇したほうが有利ではないかと思う。

    問:「臨時総会は定款変更または役員改選ではないのか」
    答:それこそ前回の変更・改選も定時総会でやっているのだから、臨時でやる意味はない。株主総会を開催するのにも費用がかかるのだから、定款変更・役員改選程度のことなら法定の年2回の定期総会でいいのでは?また召集されたり、委任状を提出しなければならない株主にとっても本来臨時総会は負担でしかない。

    問:「ウィズは情報を知っている?」
    答:金利0の社債を引き受けた、すなわち株に転換しなければ利益がない=株価の見込みがある、ということなのではないかと推測。Oakが予約権を買い取り要求せずに330円という現在の株価からは安全とは言えない価格で株式に変換している点も株価の見込みがあることの証左ではないかと思う。

    問:「議案は確実に承認されるのか」
    答:経営上、ある程度の安定株主は確保しているであろうことと、議決前に根回しをすることは当然であること、また最悪の場合はウィズがすべて株式転換すれば過半数は確保可能である、と思う。

  • ウィズは株式に「転換して」からしか売れませんからまだ心配ないと思います。しかも今、売ると株主名簿に大きく影響するので動かないと思いますよ。一方でOakに関してはよからぬ評判もありますが、誤解があると思うのはOakがいるときに難しいのは「買い」ではなく、「売り」だと思います。素人の売り抜けをさせないえげつなさがOakの怖さで、買いの人は「尻尾と頭」を捨てれば利益は出ますから。

    朝のIR、アメリカ子会社設立。いい知らせですね。
    ひょっとしたら今回のM&A、相手会社を「買収」ではなく、アメリカ子会社に例えば50:50で出資、つまり相手の会社は「事業の全部を出資とする」:シンバイオは39億円を出資する、となると単純計算で時価総額78億円の子会社ができることになりますが…。
    いきなりシリコンバレーのど真ん中に新会社の住所を置く、って…ふつうなかなか難しいと思うのでもしかしたら今回の交渉相手の会社の一角を登記住所としている…なんて想像も膨らみます。

    売りあおりの方、とてもお盛んですが、心理的な扇動ではなく、IRや市場情報に裏付けされた売り予想があるとある意味冷静で建設的なものになると思っています。ですが過熱しがちなYahoo掲示板にあって、売りあおりの方はホルダーの冷静さを取り戻す大切な役を担ってあるように感じます。

  • 選択と集中。まったく理にかなった疑念だと思います。
    限られた経営資源を集中運用して利益の拡大に努め、もって拡大再生産を行うというのが正しいと思います。

    一方で今回の件、以下の条件なら理にかなった経営判断だと思っています。
    ①今回M&Aまたは提携予定の企業が米国企業で、現時点で米国で承認された商品を持ち利益を上げている
    ②上記の商品は現在のところ日本では承認されていない
    ③単に権利あるいは事業を買収しただけでは、日本では承認されていない以上販売できないが、在米子会社と相手会社とのM&A or 提携体制をとることで、現在の米国市場での売上げを維持しつつ、日本での承認期間を稼ぐことができる

    この場合、M&Aにかかる費用は必須としても、在米子会社の維持費を含め、米国市場での売上・利益を維持でき、加えてシンバイオ日本本社の売上増・利益増(赤字減)に貢献できるのではないか、と。

    しかしもし単純に新薬探索・事業拠点拡大以上の意味のない在米子会社設立である場合、winwinwinさんがご指摘の通り慎むべき事業拡大、と判断されても仕方ないように思います。
    やはり16日の臨時株主総会公告、あるいはそれ以降の議題公表にすべてのカギがあると思います。

  • 30億円程度、あるいは共同出資になっても60~78億円程度では非現実的、というのは私も思うのですが…。

    ちょっと状況は違いますがソフトバンク(孫正義)がアリババに出資したときは10億…現在はご存知の通り。
    一概にはわからない部分があるのもこうしたベンチャーの世界だと思っています。
    最終的には「夢を買う」か「現実を売る」か…そこが投資家の醍醐味だと思っています。

  • 明日金曜日は本当の意味で「握力」が試される日ですね。まずは16日の「公示」次第。
    ある意味、ここからはポーカーのようなもの。

    1枚目[開]…M&Aの見積額を前提とした39億円の資金調達…4/22
    2枚目[開]…業績予定通りの赤字決算、赤字拡大…5/10
    3枚目[開]…臨時株主総会開催の告知…5/10
    4枚目[開]…アメリカ子会社設立…5/11
    5枚目[伏]…臨時株主総会議題公表…5/16~7/15…

    この問題の5枚目。
    M&Aないしそれに近い内容であれば強烈な「役」が完成…。
    しかし、すでに指摘があってるように臨時株主総会の議題が他の可能性はある。
    その場合は「ブタ」になることも予想される…。

    【臨時株主総会の議題の候補】
    ①役員改選…先の定時株主総会(3/30)で済み。そんなにコロコロ変えないと思う。
    ②定款改定…先の定時株主総会(3/30)で済み。そんなに(以下略)
    ③新株発行…4/6に実施済み。さらに発行は無計画すぎると思う。
    ④増資………4/6に新株発行していて、さらに増資は無計画すぎると思う。
    ⑤新役員……子会社ができたのであり得る。社外or社内役員どちらも。
    ⑥M&A………4/22の調達理由に明記されているのであり得る。
    ⑦その他……まぁこれは予測不可。
    ⑧事業整理…財務諸表見れば「倒産・清算・事業整理・債務超過」はあり得ない。

    となると⑤or⑥or⑦…⑥M&Aである確率は個人的な予想で10~20%…。
    さて4枚目まで手元にカードは来て…「Raise or Not?」…。
    私はすでにレイズした、みなさんどうする?

  • >>809
    ん~少しコメントを見ていましたが…

    デイのつもりでインされたとのことですが、どうせ土日は相場ありませんから、今年に入ってからのIRと決算・財務諸表を読んでみられてはいかがでしょうか。ほんの3~4時間程度ですべてわかると思います。

    ちなみに売上20億円程度の会社が1,000億円を「内部留保」していたら「即刻クビ」ですな…。年間売上の50倍にあたる可処分資産をぼ~っと置いておく人が社長だったら、ふつうその企業は潰れます(笑)。

    と、書き捨てるのもあれなので…ちょっとわかりやすく書きます(5/10の決算書から)。

    【資産のほう】
    手持ちのお金:36億9千万円
    在庫等その他: 6億円
    固定資産など: 1億5千万円
    =================
    資産の合計額:44億4千万円…①

    【株式で調達した資金:2016/4~】
    Oakから入金: 2億6千万~6億円(推定)
    ウィズの入金:30億1千万円(確定)
    =================
    調達資金合計:32億~36億円…②

    【負債のほう】
    請求書の合計: 6億3千万円
    有利子の借金:     0円
    =================
    負債の合計額: 6億3千万円…③

    【月々の家計簿】
    1か月につき:約2億円の赤字(1-3月)

    【Q&A】
    Q1.「この会社は倒産しますか?」
    A1. 発行手形・小切手ともに0、当座不渡りも出ていませんので「倒産できません」。

    Q2.「この会社は債務超過になりますか?」
    A2. ①+②-③=マイナスが債務超過ですが、現時点では70億9千万円以上プラスです。

    Q3.「赤字会社で経営状態が悪い!と思うのですが?」
    A3. 確かに赤字で、株主にも利益還元できていない点では「軌道に乗った」とは言えません。一方でシンバイオの自己資本比率は「78.4%」。一般的に「自己資本比率(返さなくていい資本)」が40%以上だと潰れない、70%だと「理想企業」と言われます。
    「赤字だから経営状態が悪い」ということではないんです。

    Q4.「株が紙くずになるようなことは?」
    A4. 不祥事や犯罪を除き、現在の経営状態が続くなら2年くらいは何事もなく持つんじゃないでしょうか。もし行き詰ったとしても今やっている研究開発全部やめると、今期の研究費が5.7億円くらい減って+研究員解雇すれば年間20億円の売上で黒字は維持できるから、地方の中小企業規模まで転落するけど会社は残ります。

    Q5.「まだよくわからんから、わかりやすく」
    A5. あなたが「月給17万円+貯金700万円、毎月支出37万円(月20万円の赤字)+借金なし」だとしたら破産しますか?しかも今年の秋と冬に給料が5万円ずつ増えるかもしれない、来年~再来年まで待てば給料はさらに10万増えて月給37万円になれるかもしれない、という状況で破産しますか?今やっている「自分磨きの費用」がなくなれば給料が増えなくても黒字ですよ?

  • >>No. 3877

    まぁまず黒字化することがそーせいへの第1歩ですね。
    社長がいうように3~4本のPLが上市できれば黒字になるでしょう。うち1本は成功済みで、この1本が適用拡大で2本分くらいになるでしょうから、最低でもあと1本成功すれば黒字は見える。となると最短で2年後黒字かな?

    そーせいが200倍するのに7年かかったそうなので、ところどころ利確しながら追っかけ買いあがるか、3年気絶するかは各自の楽しみで。私はNISAに気絶分50%を入れて、デイorスイング用50%で追っかけにしています。

    週明け月曜以降、株価の「底上げ(行って来いではなく)」が起こることを期待しています。

  • >>No. 3880

    実はアンジェスも少しですが持っているのですが…(今月大幅にポジションを縮小した…リスクがががg…)
    シンバイオの経営状況とアンジェスの経営状況比べたら、天と地ほどの違いでシンバイオが良いんですけどね…orz
    アンジェスは6月一杯までに承認申請できなかったら正真正銘の「終わり」だと思います。もう資金を獲得することはできないし、残された資金も12月まで持たない。
    しかしアンジェスのアトピーのPLはサブではあるけど有意差出しているので、承認申請は今回はほぼいけると思います。確率にして6~7割くらいかな…。もし申請断念あるいは延期になったら…アンジェスは6月で暴落ですな…。
    承認申請を予定通り6月までにいけたら、起死回生の爆上げになると思いますが…。

    こつこつ進めるシンバイオ。
    一発逆転を目指すアンジェス。
    不思議なことにこの2つが今期中盤の「いい勝負」を見せてくれそうな…。

  • >>No. 3884

    シンバイオの経営状況は正直、バイオの中でもいいほうだと思いますよ。

    ただ決算のニュース速報で「-268.4%に急悪化!」って出て、同時に臨時株主総会って出たときには「まさか…」と確かに頭をよぎったけど、実際の決算書見ると別にどうってことのないものだった。
    ただ他の人も指摘しているけどやっぱり「赤字→臨時株主総会」って流れが「悪い予想」をさせることも昨今の株価の下落の一因であると思う。それと…Oakの決算があまりよくなかったのね。シンバイオの新株で利益を上げているはずと思われていたのにOakは売り抜けていなかった…すなわちOakは今期最高値の564は「利確ポイント」と思ってなかった、もっと高値でさばく予定だったのに急下落した…すなわちこの下落を仕掛けている「別ファンド」がいる、というのがもう一つの原因かな(見せ板…みんな通報しようね。証券取引所は取り締まり強化中)。

    翻って吉田社長の立場に立つと…。
    年商20億の会社で、自社の資産を倍する資金を入手…。
    何も考えずにこんな大金手にしても持て余すけど、
    当然そこには狙いがある…。

    私が社長の立場なら…
    情報の公開も日々の行動にも慎重になる…。
    なぜなら「ここが勝負どころ」だから。
    一撃を放つタイミングに神経を研ぎ澄ます…。

    だからまだ「静か」なんだと思っています。
    本当の意味で「嵐の前の静けさ」だと思いますよ。

    予想が外れても「夢買う費用」としては安いと思って。

  • >>No. 3922

    根拠のない憶測を並べる前に、せめてIRに書かれていることだけでも把握しましょう。

    会社の予算というものは予算計画の中で事前に算出され、調達の手順を取り、確保されているものなんです。
    すなわち去年の末時点で今年の業績見通しはすでに出ていて、今年どのくらい赤字が出て、どのくらいのお金が必要になるか、またそのお金はどうするのかは「すべて決まっている」んです。
    今回、調達した39億円はそれとは「全く別の目的で調達したもの」。

    1-3月の結果見てから「あ~お金足んないや~薬作るお金もいるしぃ~40億くらいでいいかなぁ~」なんて経営している会社に40億もの金を出す人なんているわけないだろ…orz。

    落ち着いて、調べて、わからなければ学んで、論の立て方を身につけて、推論したほうがいいですよ。
    ゆとり世代の方なのかな…(遠い目)。

  • >>No. 3952

    はじめまして~。

    ここ最近、シンバイオに関することをいろいろ書き込ませてもらっています。
    見附さんが主に「薬と開発の進捗」を書かれているのに対し、「経営と財務」を中心に書いているつもりです。
    基本IRと決算書をもとに書いているつもりです。

    マイケルさん、きっと不安なのでしょうが…見ていて辛いな、と…。
    まず落ち着け、と言いたい…orz

    買いの方も、売りの方の書き込みも楽しみながら見ていますが(あげまんじゅうさんはちょっとやりすぎ)、株価や企業に対する見方は異なってていいですが、根本的な理解が及んでいないこと(シンバイオを薬局と思っていたり、39億を赤字補てんと思っていたり)はいくらなんでもな~と思って…。

    まぁ気を取り直して!売り買いいろいろ意見交換しましょう~。

  • >>No. 4016

    薬の開発状況などについては見附さんが詳しいですが、素人なりの理解を書いてみますね。

    まずシンバイオについて…
    ①シンバイオは1から薬を作るのではなく、海外で承認されたりしている薬を日本で使えるようにする企業。そのため商品化失敗のリスクが低い、けど開発者に原価払うのでちょっと利益少な目。
    ②PL(パイプライン)と呼ばれる商品開発ラインがあって、薬品開発は失敗も多いのでPLが多いほどリスクをヘッジできる。しかしPLが多いということはそれだけ研究コストもかかる。シンバイオは現在大きく3本のPLがある。
    ③シンバイオの現在の提携先・販売先は「エーザイ」。聞いたことあるんじゃないでしょうか?
    ④シンバイオは主に「癌・血液・自己免疫疾患」の薬を作っています。
    ⑤薬局とかで売る薬というより、病院の専門医が難しい治療で使う薬が中心です。

    では薬が市場に出るまでですが…
    ⑥効果や安全性を確認するため「第1相試験→第2相試験→第3相試験」という臨床試験があります。
    ⑦第3相試験をクリアした場合、「承認申請→国による審査→承認→販売」となります。
    ⑧一例ですが各段階の成功率は「第1相:50%→第2相:30%→第3相:70%→承認:90%」とも言われます。
    ⑨臨床試験の期間は薬によってまちまちです。
    ⑩承認申請→承認の期間は一般に1年程度と言われています。

    ではシンバイオの現在の開発状況ですが…
    ⑪「トレアキシン」「SyB P-1501」「リゴサチブ」の3つがPL。
    ⑫すでに承認されているのは「トレアキシン」の1適用範囲。これが現在の主力商品。
    ⑬「トレアキシン」はあと4つ適用範囲を広げようとしていて、昨年12月にうち3つを「承認申請」し、あと1つも第3相試験中。うち1適用が「オーファン」といって優先審査になっているため、普通1年かかるところを8~10か月程度の短い審査機関で終えれる予定。
    これが「3Q(7-9月)と4Q(10-12月)が熱い」と言われる理由で、3Qで1つ、4Qで2つの承認が下りる可能性が非常に高い。そして承認された場合、売上高が倍増する可能性があると言われている。
    ⑭「SyB P-1501」については第3相試験準備中。
    ⑮「リゴサチブ」については昨年12月に第3相試験開始。

    では要約します。
    1.「トレアキシン-1」が現在販売中。
    2.「トレアキシン-2」が7‐9月くらいに承認予定(一般確率90%)
    3.「トレアキシン-3」「トレアキシン-4」が10-12月くらいに承認予定(一般確率90%)
    4.「SyB P-1501」が商品化される可能性は一般確率で60%くらい、時期は未定で少し時間がかかる。
    5.「リゴサチブ」がが商品化される可能性は一般確率で60%くらい、時期は未定で比較的早い。

    これに加えて…
    6.39億円を使って新薬の企業または権利を買収しようとしている(4/6発表)
    7.5/16公示、5/31株主名簿〆切、7/15開催で臨時株主総会
    8.5/17より増担保規制(空売りの元本規制)が解除され、株の需給が改善される見込み

    ここまでが現在の状況。
    株価の騰落などの予測は「風説の流布」になる可能性があるので書けませんが、投資の参考にしてください。

  • >>No. 4036

    そうなんですよね。
    「SyB P-1501ってなんぞ?」思う方もおられると思いますが、この薬だけちょっと特殊なんです。

    普通、みなさんが手術を受けて傷が痛む場合、ひどければお医者さんに「痛み止め」を打ってもらうと思います。ですが「痛み」というのは実は本人にしかわからないもので、痛みの強さや間隔は他人には想像しかできない。
    「SyB P-1501」は要は「痛み止め」なんですけど、これは「自分で使う痛み止め」なんですね。しかも注射でも点滴でもなく、皮膚を浸透して効くタイプの痛み止めで、患者の判断でボタン一つで使うことができる。お医者さんにとっても手間がかからないし、患者さんも痛くなったら我慢せずに使えるから入院生活がものすごく楽になる。

    シンバイオの薬は「ニッチ(スキマ)」目的と言われ、対象患者が少ない薬をメインにしているんですね。だからそーせいとかと比べると市場が小さいので「大して儲からない」なんて言われる。ところがSyB P-1501だけはこの特殊性のため日本どころかアジアを独占してもおかしくない商品と思っています。
    日本人は比較的我慢強いので痛くても耐えてしまいますが、他の国の人は痛い場合は「死ぬ死ぬ詐欺」って思うほど騒ぎますから、それから解放されるってだけでもSyB P-1501は面白い薬&大きな市場だと思っています。

  • >>No. 4038

    1日に数百万~多い時で数千万株が取り引きされる市場を、Yahoo!掲示板の「いくつかの書き込み」くらいで「嵌め込める」なら仕手筋は苦労しないんじゃないでしょうか…orz

    私は単純に調べることが好きな個人投資家でしかありませんが、医療などは本来分野外。でも株を通じていろんな市場や企業、活動を知る機会があるから知識も世界も広がって、いつも「面白いな、コレ」って思って調べています。
    それを少しだけかみ砕いて書いているだけで、だから「この株は買い(売り)!」とか「騰がる(下がる)」ってな煽り方はしていないつもりです。期待していることは書きますけど。

    穿ってみらずに「ほんとか~?開発者の妄想なんじゃね~の?」くらいに楽しむのも一興ですよ。
    漫画のセリフじゃないけど「相手が蛇に見えているときは、自分が蛇なんだ」ってこともありますから。

  • >>No. 4048

    そうですねw
    シンバイオ第2位の株主(ウィズが入ると3位)のセファロンは現在はテバ傘下。
    中国への市場を開いてくれると…夢も広がりますね。

  • >>No. 4054

    あ、これが現在のセファロンの保有株(258万株・7.9%)になっているのではないか思います。

    あとスタンフォード大学の件ですが、私が見ている限りIR中に書かれているのは「2016.05.11」の文中だけです。ただしそもそも吉田社長自身がアメリカでの活動が長く、しかも役員に複数のアメリカ人がいますので当然スタンフォードの関係者やパイプはあるでしょう。
    だいたいアメリカ有力ベンチャーの卒業生なんてMITかハーバード・スタンフォードなんて珍しくもないでしょうし。

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