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NYダウ【^DJI】の掲示板 2024/07/28〜2024/07/30

市場はデータに基づいて動いている事がよくわかるものです。

求人・労働調査(JOLTS)によると、6月は530万人の雇用があり、5月の修正値570万人からわずかに減少した。雇用率は5月の3.6%から3.4%に低下した。

また、火曜日の報告では、労働者の信頼感の表れである離職率は2か月連続で2.1%となった。6月の離職者数は328万人で、5月の340万人から減少し、2020年11月以来の月間最低数となった。

このデータは、ここ数週間、労働市場が注目されるようになった中で発表され、毎週の失業保険申請件数の増加と失業率の着実な上昇によりこれまで堅調と見られてきた労働市場に亀裂が生じているのではないかと市場関係者たちは警戒している。

ここ数カ月、米国の経済学者が労働市場の冷え込みの兆候が強まる前に中央銀行は金利の引き下げを始めるべきだと指摘している。

しかし、火曜日に始まった中央銀行の会合の結果はそうではないと予想されている。市場では現在、FRBが水曜日に金利を引き下げる可能性はわずか4%とみられており、FRBのジェローム・パウエル議長が記者会見で9月の金利引き下げを準備するだろうと多くの人が考えている。

JOLTS 報告は、今週発表される一連の重要な労働市場データの最初のものである。金曜日に発表される 7 月の雇用報告では、米国経済に 175,000 人の非農業部門雇用者数が追加され、失業率は 4.1% で横ばいとなることが示されると予想されている。

これらのデータを見ると、株価がどう動くかは、だいたいわかります。