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NYダウ【^DJI】の掲示板 2023/02/10

9日のニューヨーク株式相場は、米長期金利上昇が嫌気され、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比249.13ドル安の3万3699.88ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は120.94ポイント安の1万1789.58で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8615万株増の9億3560万株。
米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが前日公表した2022年10~12月期の決算は増収増益。経費圧縮に向けた人員削減策も打ち出されたのが好感され、同社株は大幅高で推移し、取引序盤のダウの上げをけん引した。
ただ、極めて堅調な米雇用統計を受けたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派姿勢が意識される中、金融引き締め長期化への警戒感が再び強まり、午後に長期金利が上昇。これを眺めてダウはマイナス圏に沈み、終盤まで軟調な展開が続いた。ディズニーは売りが徐々に優勢となり、結局1%超安で取引を終えた。
朝方発表された最新週の新規失業保険申請件数は市場予想を上回ったほか、4週ぶりに悪化し、株式相場の下支え要因となった。
業種別では、通信が前日に続いて急落。アルファベットがこの日も売り込まれた。素材、公益、金融も軟調だった。
個別銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが2.1%安と、ダウ銘柄で最大の下落率を記録。スリーエムが2.0%安。ゴールドマン・サックスが1.9%安。インテルとベライゾン・コミュニケーションズがそれぞれ1.8%安。JPモルガン・チェースとホーム・デポがそれぞれ1.6%安。
一方、セールスフォースは2.4%高。ウォルマートは0.9%高。ユナイテッドヘルス・グループは0.5%高。