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米5年国債【^FVX】の掲示板 2024/05/31〜

フォン・グライアーツ氏: すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
2024年6月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49744

フォン・グライアーツ氏は次のように言っている。

政府が支出を増やしすぎ、多すぎる負債を抱えて通貨が暴落する。

歴史上それは間違いなく起きる。これまでに生き残った通貨は存在しない。

だから円の価値が下落しているからと言って、円をドルに替えて喜んでいる場合ではない。ドルもまた長期暴落トレンドの真っ最中だからである。

フォン・グライアーツ氏は次のように言う。

それは残念な事実だ。だが政府は貨幣に起こっていることについて人々に伝えたりは絶対にしない。

何故ならば、紙幣とは実際には国債だからである。銀行に預けられた貯金で銀行は国債を買っているので、預金者は実際には国債を買っていることになる。

だから紙幣の価値が減ることは政府にとって喜ばしいことである。それは借金が実質的に減ることと同じだからである。

インフレ政策とは国民の預金を犠牲にして政府の借金を減らす政策である。それに気付いた20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏は『貨幣論集』で政府によらない通貨の発行を主張していた。

ハイエク: 政府から通貨発行の独占権を剥奪せよ

だが人々は実際にインフレになるまでインフレ政策がどういうものかに気付かなかった。残念なことである。