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新興株の売買方法の掲示板

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おはようです、熊五郎さん。

新興市場株、または東証1部等でも総発行株数の少ない小型株は3千株であっても一度に同一指し値、あるいは成り行きで売り注文は出さないほうがいいです。買いが少ないと指し値を下げていくことになるし、成り行きだと思わぬ安値で売れてしまって後悔することにもなります。

5817/O 日本電線工業の場合、昨日は6000株の出来高(売買高)でしたが、かりにあなたが昨日3千株まとめて売ったとすると、昨日の出来高の半分はあなたがつくったわけで、すごく影響力が大きいとわかるはずです。

日足チャートでは、下に棒グラフみたいなものがあって、これが出来高を表しているというのはご存知でしょう。この出来高の多い、少ないで株価は上昇するか、下落するか影響されます。

昨年11月上旬に260円→240円まで急落した大陰線が出ていますが、その日は出来高が20000株くらいでした。誰かがまとめて投げ売りしたものと想像できます。また、11月14日頃は安倍発言で相場全体が上昇を開始した日ですが、出来高5000株程度で株価は240円→255円くらいまで少し大きく上昇しています。売りもの薄となっていたので、少しの出来高でも値が飛びやすくなっていたのです。

最近では3日前に20000株以上出来ましたが、この日に下ヒゲで290円の安値があります。誰かがまとめて売り注文を出したから、一時的に安くなったわけです。3000株もまとめて売り注文を出すと、似たようなことになります。現在の一日平均的な出来高をチェックしますと、だいたい10000株程度ですから、まとめて3千株売り注文を出すのは急落の可能性が高いのです。

これを防ぐには、500株くらいずつ分けて売ることです。買う場合も同じです。一日ではやはり影響が出そうですから、前場1回、後場1回で3日くらいに分けて売るということになるでしょうか。あるいは、連日500株ずつ6日間売るといった感じでしょうか。会社など勤めていれば、その日の状況をチェックして、出勤前に指し値注文しておくことです。

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