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 週明けのアジア市場では、週末にようやく合意に達したOPEC+を受けたWTI原油先物の下落や、英国民にとっては命賭けだったEURO2020での振舞いからの代償としてのコロナ感染急拡大といったことが市場での話題。21日から競技が始まる予定のオリンピックの「おの字も出てこない」というのが実際ですね。

 今朝方も東京市場参加者とは、最近接種が始まった、65歳以下のコロナワクチン接種の実際の様子や、モデルナとファイザーのどちらを選択すればいいのかといった我が身に関わる話題で大半の時間を割いたといったところ。

 24時間かけっ放しの経済専門チャンネルからは、東京駐在の特派員がオリンピック選手村からコロナ感染者が確認されたことなどを伝えると、アンカーからは大きな溜息の後で「信じられないわ(I can not believe it)」との一言のみ。4連休を前にした、今の市場の雰囲気が分かるというものです。

 いずれにしても、東京市場は今週、3日間のみの取引。市場からは「とりあえず海外の様子をみるしかない」との声も聞かれていますが、目先は50日移動平均線の109.94円を意識しながらの神経質な動きとならざるを得ないのかもしれません。

 米長期金利の動向に左右される展開は続いているほか、市場は東京の無気力な喪失感とは関係なく、常に動いていくわけで、ECBによるフォワードガイダンスの変更などの重要イベントをきっかけとした動きには、リアルタイムでフォローしていかなければなりません。

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