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銘柄や材料について堂々と話しをするスレ。。。の掲示板

有機ELの「次世代発光材料」デバイス研究職募集/国内唯一の有機EL特許保有
株式会社Kyulux


Kyuluxは、有機ELディスプレイや照明に用いる次世代材料の開発に取り組んでいます。OPERA(九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター)が開発した有機EL材料に関する複数の特許の独占的使用権を保有し、その技術を活用して有機EL材料の製造と世界への展開を目指しており、韓国サムスンやLG、ベンチャーファンドなどから資金を調達


次世代の有機EL発光材料として世界的に大きな注目を集めているTADF(熱活性化型遅延蛍光)材料の開発・実用化を進めるため2015年に設立され、九州大学より独占的にライセンス共有された技術をベースに、レアメタルに依存しない低コストかつ高寿命高効率なHyperfluorescence、及びTADF発光材料を開発しています


有機ELは高効率でフレキシブル、更には透明ディスプレイを実現できるというこれまでのディスプレイにはない画期的な次世代ディスプレイテクノロジーです。有機ELディスプレイは既に、スマートフォン、大型TV、VR/ARヘッドセット、ウェアラブル機器などに広く用いられその市場は1600億円にものぼるといわれており、現在も急激に成長し続けています


有機EL発光材料では、蛍光材料を第1世代、燐光材料を第2世代と呼びます。一般的に、蛍光材料は流した電力の25%しか光に変換できませんが、材料の寿命が長く、RGB(赤緑青)の3原色が揃っており、燐光材料は理論上、電力を100%光に変換できるが、素材にレアメタルを用いるため高価で、青色材料がまだ実用化されていません。現在量産されている有機ELディスプレーには、赤と緑に燐光材料、青に蛍光材料を用いています
これに対し、TADFは第3世代の材料と呼ばれ、その特徴は、理論的に電気を100%光に変換でき、素材にレアメタルを使用しないため安価になります。そして、Kyuluxが開発中のハイパーフルオレッセンスは「超蛍光」と呼ばれる第4世代技術で、TADFを発光材料として使用するのではなく、既存の蛍光発光材料のアシストドーパントとして活用する技術であり、TADF材料を添加するだけで、すでに優れた寿命や発光波長を実現している既存の蛍光発光材料の性能を飛躍的に高めることができるという特徴を持ちます