ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

日経平均株価【998407】の掲示板 2024/04/28

安倍が国士と賞賛したJR倒壊の葛西敬之。
政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注いできた。
安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日本を「事実上」動かしてきた。

国鉄の借入金については、日本国有鉄道法第42条の2に定められてきた。
基本的には長期財源に充当することを目的として運輸大臣の認可を受け、国鉄が鉄道債券を発行して資金調達する。

一定の時期までは国会予算の枠内でその債券の発行限度額等を決議してきた。
そこから資金調達の特例ができた。
東海道新幹線の建設資金のため、国際復興開発銀行(世界銀行)からも融資を受けられるようになる。

しかし新幹線の建設費がかさみ、その後も国鉄は資金が逼迫した。
そこで、大蔵省理財局の管理する財政投融資制度を使った政府保証鉄道債券を発行し、借り入れをした。
すると瞬く間に負債が積み上がった。

初めの頃に財投の枠内で調達してきた政府保証鉄道債券は条件がよかった。
しかしそれだけでは資金が足りない。
で、政府の認可をもらって私募債を発行した。
これは縁故債といい、市中の銀行などに引き受けさせた。

市中銀行の借入金利に比例し、むろん財投金利も上がっていった。
7年以上の長期金利で見ると、1961年4月の6.5%が74年2月には7.5%、10月になると8%になった。

この金利が国鉄の経営を袋小路に追い込んだ。

葛西が新人研修を終え、若くして本社に勤務し始めたのはそんな時期だった。

葛西の営業関係の部署といえば、名古屋管理局の貨物課長の経験があるくらいで、若い頃からもっぱら経理や総務、それに労務の仕事をこなしてきた。
国鉄の赤字解消は解決策の出口が見えなくなり、政治問題にも直結していく。

——-
新幹線が国鉄を赤字漬けにした。

今度はリニアか
東京から大阪まで
線路をマイナス255度に冷やす
非現実的な
リニア

赤字は国民に
増税だ!