日経平均株価【998407】の掲示板 2016/12/13

国立遺伝学研究所が2012年に、日本人の起源について新たな研究成果を発表した。それによると、アイヌ人、本土日本人、琉球人、韓国人、中国人の5集団、約500人の遺伝子を分析した結果によると、日本人は主として縄文人と弥生人から形成されたとする「二重構造説」が確認された。

改めて、約500人のアイヌ民族と琉球人のDNAを比較したところ、アイヌ民族と遺伝的にもっとも近いのは琉球出身者で、北海道と沖縄には縄文系の子孫が多く残っていることがわかった。本土出身者は、むしろ韓国人に近かった。

先住の縄文人が広く住み着いていた列島に、弥生人が中央部から押し広げるように勢力を広げて、縄文人は分断されて北と南に押しやられた、という遺伝子解析の結果と同じ結論になった。