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社会学や文明論や民俗学なんかの本を読んでいて
一様に言われている事は、移民や新しい考えが入ってくると
既知の事が既知でなくなる。不文法で成り立っていたこともアレコレ成文化する。

具体的に言うと、日本民族だけの社会なら
「セミを食べてはいけない」と看板にする必要は無かった。
これがセミを食べる民族が登場した為に、はじめて成文化されるのである。
古くは、屋内に入る時、靴を脱ぐように書かれた看板が出たのも
明治以降、外国人が登場してからである。
土足で座敷に上がる日本人などそれまでは居なかった。