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(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信【1357】の掲示板 2024/05/01〜2024/05/07

5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での政策金利決定にS&P500種株価指数が大きく反応するのではないかとの懸念がオプション市場で強まっており、トレーダーは政策金利の決定日としてはここ約1年で最も大きい値動きを見込んでいる。

  アット・ザ・マネー・ストラドルとして知られるオプション戦略(同じ権利行使価格と満期のコールとプットの同数購入)に基づくと、S&P500種はこの日にいずれかの方向に0.95%動くと示唆されている。シティグループの集計データによると、トレーダーが米政策金利の決定日にこれほど大きな値動きを織り込んだのは2023年5月が最後だった。

米金融当局がインフレ抑制のため金利をより高くより長く維持するとの懸念に加え、まちまちの決算シーズンや地政学的不確実性の高まりを背景に、トレーダーはFOMC会合後の大きな変動を織り込んでいる。S&P500種は4月に4.2%下落と、月間ベースで昨年9月以来最も大きな下げとなった。

  シティのストラテジストは、オプショントレーダーが一貫して政策金利決定日のS&P500種の値動きを過小評価してきたと指摘する。22年以降、金利決定を受けた同指数の日中変動幅はストラドル戦略の予想を上回ってきた。