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Kudan(株)【4425】の掲示板 2024/04/16〜2024/04/17

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夢幻✩Dreamer 強く買いたい 4月16日 22:35

>>571

パンデミックにより店舗でのショッピングが困難になったことで、各ブランドは、屋外のショッピング空間や移動式ポップアップなど、新しいバージョンの実店舗を提供する方法を探し求めてきた。しかし、米モダンリテールのインタビューを受けたアナリストたちは、ロボマートのようなプラットフォームが増えていくかどうかに懐疑的で、配車サービスアプリやウーバー(uber)のような迅速な配送モデルの収益性の課題と、同様なモデルが立ち上げに失敗したことを指摘している。

車両とアプリと決済機能を提供

ロボマートのアプリのユーザーは、2〜5ドル(約228〜570円)の料金を支払えば、店舗を自分のいる場所に直接呼び出すことができる。ロボマートは自ら店舗からの仕入れを行わない。その代わりにブランドや小売業者が1つ以上の移動式店舗を借り、どの商品をどの価格帯で仕入れるかを決める。ロボマートは車両を提供し、サービス用の人員を配置し、自社のアプリとチェックアウト技術で取引のバックエンドを処理する。現在のところ、ロボマートのレンタル契約は最短で1年間だ。食料品や、スナック、医薬品、カフェ、アイスクリーム、ファーストフードと、ブランドのタイプに合わせて6種類のモデルがある。

ロボマートのCEOを務めるアリ・アハメド氏は次のように述べている。「小売業者には、ロボマートを自社店舗の延長だと考えてほしい。これは小売業者にとっての新しい小売チャネルだ」。

顧客は呼び出し料金と、購入する品目の価格だけを気にすればよいと、アハメド氏は語る。「ドライバーは乗っているが、窓は着色されており、利用者はドライバーと会話しない。すべての取引はロボマートのアプリで行われるため、チップも、追加のサービス料金も支払う必要がない」。

ゴーストキッチンのリーフと提携

ロボマートは、ウェスト・ハリウッドでの試験運用では、ゴーストキッチン企業であるリーフグローバル(Reef Global)と提携し、ポテトチップスやキャンディなどのスナックを販売した。リーフはベンチャーキャピタル資金で15億ドル(約1710億円)を調達し、ウェンディーズ(Wendy’s)やバーガーキング(Burger King)などの大手レストランチェーンとパートナーシップを締結したが、メディアのレポートによると、同社は最近になって複数の都市で保健所の検査にひっかかり、いくつかの食品安全検査で不合格になった。また、リーフはロボマートにとって実験以外で提携する最初の小売業者であり、今年中にはLA広域にいくつもの食料品とスナックの店舗を開設する予定だ。

リーフは今回の実験でロボマートのスナックと医薬品用のモデルを使ったが、ロボマートのほかのモデルは、棚や冷却、保管の容量がそれぞれ異なっている。アハメド氏によると、ロボマートは、これらのモデルを今年試用する「さらにいくつかの小売業者」を近々発表する予定だ。

実験では、注文から購入の終了までに平均9分間を要し、ユーザーは平均して週に2回このサービスを使用した。しかし、ユーザーは招待制となっていた。

ロボマートは今年、LA全域での展開を予定しており、アハメド氏は「今後5年間」に米国の「すべての主要な都市」への展開を期待していると述べている。