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(株)ミンカブ・ジ・インフォノイド【4436】の掲示板 2020/07/19〜2020/08/05

僕の決算/バリュエーションのイメージの共有です。

決算
売上高:1QはYoYで64%成長。2Qも同レベルの成長を達成できると仮定すると、上期は17.5-18億円程度は目指せそう。通期計画に沿うと、16億円程度が目安になるので、売上高については1Qの貯金があるためかなり余裕で達成できそう。通期については、1QのYoY成長率を維持できれば43-45億円程度と計画対比で3-5億円程度上振れる可能性あり

利益:1QはYoYで265%成長。資料にある通り、1Qの好調な結果を受けて2Qは成長投資を加速するとのことなので、通期では一旦計画と同等の利益率を適用すると、営業利益は7.5-8億円程度、当期利益は5-5.5億円程度が目安となりそう。当期利益は計画対比で0.5億円程度上振れる可能性あり

バリュエーション
短期→2,500円~
長期→3,300-4,200円程度
上記の売上高/利益の水準に従ってバリュエーションを試算してみる。まず、足許の株価3,321円に基づくP/S FY+1は7.6x、P/E FY+1は53.4x。ミンカブの成長率と投資を加速するタイミングということを鑑みて今回はP/Sを使用する。
上記の売上高とP/S FY+1 7.6xから株価を算出すると2,530円となる。これが今回の決算が株価に織り込まれた際のアップサイドとなる(短期的アップサイド)。
次に長期的アップサイド。まず、IPO時に機関投資家がComps企業として見ていたZUU、Morning Star、UZABASEの足許のP/S FY+1の平均値は4.4xと、ミンカブの成長性が強いためComps企業は既にワークしていない。これはコロナ禍における投資熱の過熱とサブスクリプション収益の増加によってビジネスモデルがSaaS的な会員の増加によって追加的なコストが掛からなく、また、継続性のあるものに変化しており、マルチプルが上昇していると考えられる。足許のサブスクリプション収益は50%強あるが、この比率が更に増加すればマルチプルも増加する可能性が高い。国内SaaSのP/S FY+1は10x-15xなのでこれをミンカブに当てはめると株価は3,300-4,200円程度を狙えると考えられる(長期的アップサイド)。勿論、長期的には、数年後も売上高成長率を維持できれば更なる株価上昇を期待できるはず。