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(株)QPS研究所【5595】の掲示板 2024/04/12

ーー2024/5期 第2四半期サマリーーー

①初の商用機 QPS-SAR 6号機による画像販売を10月より開始

②上期業績予想を上回る着地 <営業損益>
     業績予想:▲ 276百万円→実績:▲ 81百万円

③銀行借入れによる50億円の融資枠を確保

ーー下期からの売上拡大に向けた不確実性を勘案し、通期業績予想は据え置きーー

実証試験機であるQPS-SAR 2号機に続き、商用機である QPS-SAR 6号機が
計画通り10月から稼働し、画像販売は計画を上回るペースで進捗しております。

一方で衛星の製造能力向上を目的とした人員採用は、計画に対して未達して
おります。

ただし、打上げ計画は今期(2024/5期)4機、来期(2025/5期)4機、
再来期(2026/5期)6機であり、今後の衛星開発・打上げに与える影響は、
軽微に留まる見込みです。

その他にも、年間10機の衛星開発を可能にする新工場の稼働開始等、
計画時点で明確な発生時期の予見が難しい費用は、可能な範囲で早期の費用発生
を前提に計画しました。

実績では未発生の費用も含まれるため、営業・経常・当期純利益はいずれも
上期業績予想を上回っております。

ーー恒常的な事業黒字化に大きく前進ーー

2023年9月~11月の営業損益は短期的に黒字化

今期(2024/5期)下期における売上構築の主力となるQPS-SAR 6号機は、
2023年10月より定常運用に入り画像販売を始めると同時に、開発・打上げ
コストの減価償却を始めております。

売上高・売上原価の伸びに対して、販売費及び一般管理費の増加は限定的で
あったため、上期累計期間(2023年6月~11月)においては引き続き赤字で
あるものの、2023年9月~11月における営業利益は短期的に黒字化して
おります。

なお
下期(2023年12月~2024年5月)の売上高は、上期(2023年6月~11月)
に対して約2倍に伸長する見込みです。

ただし2023年12月に実施したIPOに係る各種費用が計上されるため、
今期3Qの収益性は今期2Qに対して相対的に悪化する見通しです。