ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ジェイテックコーポレーション【3446】の掲示板 2023/09/27〜2023/11/16

  • >>818

    自社株を売却するメリットは3つあります。

    ①資金調達ができる
    自社株売却の大きなメリットは資金調達ができることです。自社株を売却した場合、その対価として売却益が得られます。金額は「売却する株式数×1株当たりの価値分の金額」で算出できます。通常、新しく株式を発行して売却を行う場合は発行済株式総数が減少するため、2週間以内に異動届出書の提出が必要です。しかし、発行済株式総数に変化がない場合、届出は不要になります。そのため、株式を新たに発行するのではなく、発行済の自社保有している自社株を売却する場合は、迅速かつ円滑な資金確保ができるのです。
    なお、自社株を売却する場合は、主に「第三者割当処分」という方法が使われます。これは自社株を不特定多数に売却するのではなく、外部の特定の第三者に売却するというものです。

    ②企業再編ができる
    企業再編とは、効率的な企業運営や事業拡大などをするために、企業の事業や組織を編成し直すことです。自社株売却ではより円滑に企業再編を行えるというメリットがあります。一般的な企業再編では、「合併」「分割」「株式交換」などの方法がとられます。しかし、この時手元に自社株がない場合には新たに株式を発行する必要があり、その場合には2週間以内に異動届出書を提出しなければいけないなど、煩雑な手続きが必要です。対して企業再編は、既に自社株として所持している株式に関しては企業再編を目的とした代用交付が可能なのです。新規株式発行のための発行済株式総数や登記の変更などの手間が省け、円滑に企業再編が行えます。

    また、自社株の売却によって保有割合や株主構成を変更できるため、会社への影響力が変動し、企業再編が進みやすくなることもメリットといえます。事業売却を行うという手段もありますが、円滑な企業再編を目的に自社株を売却した事例は多くあるのです。

    ③事業承継対策
    多くの経営者にとって、自社株の売却といえば事業承継というイメージが強いのではないでしょうか。この場合の自社株は、非上場企業の経営者が個人で保有している自社の株式と読み替えることも可能で、いずれも次の経営者に株式を売却し、集約することを意味します。

    ネットより引用^^