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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2016/02/25〜2016/03/03

>>350

メモメモ夢がある

> 開発パイプライン
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> グリーンペプタイドにおける現在のパイプラインは、臨床開発段階にあるHLA-A24拘束性ペプチドで構成されるがんペプチドワクチンITK-1と、米国で非臨床試験を実施中のHLA-A2拘束性ペプチドで構成されるグローバル向けがんペプチドワクチンGRN-1201の2本があります。
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> ITK-1が第Ⅲ相臨床試験中、GRN-1201が平成27年度中のメラノーマ(悪性黒色種)を対象とする米国での第Ⅰ相臨床試験開始を目指して、後期の非臨床試験と治験薬製造を進めています。
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> 前立腺がん患者15例と膠芽腫患者12例の計27例での主な副作用は、注射部位の反応で、「発熱」1例および「注射部位の反応」2例がCTCAE Grade を認めた以外はCTCAE Grade 2以下であったことから、高い安全性が示唆されました。
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> 前立腺がん患者15例での全生存期間の中央値(Median Survival Time)は23.8ヶ月を示し(出所:Noguchi M, et al. The Prostate 2011; 71: 470-479)、これは久留米大学の臨床研究をよく再現する成績でした。
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> 臨床効果を生物学的に裏付けるワクチン投与患者の免疫応答、すなわちCTLの活性化と、抗体価の上昇も確認されております。
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> また、膠芽腫患者12例の全生存期間中央値は10.6ヶ月で、うち2例で有効例(部分奏功※25;MRIによる画像診断で50%以上の腫瘍縮小)が認められました(出所:Terasaki M, et al. J Clin Oncol 2011; 29: 337-344) 。
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> ITK-1に続くパイプラインのGRN-1201は、欧米人が多く有するA2型のHLA(HLA-A2)に結合するペプチドで構成される、米国や欧州を始めグローバルに展開できるがんペプチドワクチンです。
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> 現在後期非臨床試験と治験薬製造を進めており、平成27年度中の米国での第Ⅰ相臨床試験開始を目指しています。第1適応として、メラノーマ(悪性黒色腫)患者を対象とする試験を準備中です。
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> CTLはHLAと抗原ペプチドとの結合を介して、ペプチドを攻撃対象の目印として記憶しますが、このHLAにも個人差、人種差があります。
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> 日本人に最も多いHLA-A24は日本人全体の60%、欧米ではHLA-A2が全体の50%を占めます。ITK-1はHLA-A24に結合するペプチドであるのに対し、GRN-1201はHLA-A2に結合するペプチドで構成されます。
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> 久留米大学から継承したITK-1およびGRN-1201に用いているもの以外のがん抗原(治療薬シード)をペプチドワクチンの形態以外に展開することも含めた、新しいがん免疫治療薬の探索研究も進めています。
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> がんワクチンの新しい形態には、前駆T細胞自体を、がん細胞を攻撃するT細胞に改変する抗原特異的T細胞受容体遺伝子改変T細胞(TCR-T)等の細胞医薬も含まれます。
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> グリーンペプタイドの物質特許を有するがん抗原と免疫細胞を修飾して活性を高める技術との融合による治療薬または治療法を中心に、日本・海外を問わず、外部の研究機関との共同研究や導入も含め、引き続きがん免疫療法に焦点を当てたシーズを開発していきます。

Thank you♪