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(株)プロレド・パートナーズ【7034】の掲示板 2018/10/27〜2018/11/22

◆ 完全成果報酬型コンサルティングのビジネスモデル 一般的なコンサルティングにおけるプロジェクトの売上高は、「投入されるコ ンサルタントの稼働量(稼働時間の総量)×コンサルタントの単価」で決定さ れ、プロジェクトの成否に関係なく、固定報酬としてクライアント企業に課金 される。
それに対し、同社のコンサルティングは完全成果報酬であり、成果が出て初 めてクライアント企業に課金される。しかも、その金額は、コンサルタントの稼 働量に関係なく、コンサルティングによって得られた成果(コスト削減等)に 見合った金額となる。クライアント企業と成果をシェアする形をとるため、同 社の完全成果報酬型のコンサルティングは、クライアント企業のニーズによ り合致する課金体系と言えよう。

なお、同社のコンサルティングは成果確認時点で終了ではなく、契約に基 づき一定期間、継続的にサポートするため、成果報酬も複数年に亘って課 金されるようになっている。その結果、過去のプロジェクトの成果から売上高 が計上される、一種のストック型収益モデルとなっている。

一方で、同社にとっては、将来の不確実な売上高のために、コンサルタント の稼働にかかる費用を先行させることとなり、成果が出ない場合は無報酬と なる。また、成果報酬型であるが故に、クライアント企業と共有できる効果測 定を行うことが必要不可欠となる。そのためにも、コンサルティング業務を標 準化し、成果測定を続けてデータやノウハウを蓄積し、コストマネジメントの 平均削減率(「コスト削減できた費用」÷「コスト削減前に支払っていた商品・ サービスの費用」)や、コンサルティングの平均プロジェクト期間(キックオフ から成果確定までの期間)を KPI 注 1 として管理している。