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(株)アトラエ【6194】の掲示板 2023/12/15〜2024/02/24

>>598

なるほど、これでもこの業界のビジネスに詳しい方だと思っていましたが、勉強不足のようでご指摘ありがとうございます。YUME先生は賢い方のようなのでいくつか意見を賜ってもいいですか?
先生がコメントしてくださったら、私の拙い意見も述べさせていただきますね。

①wevoxの競合サービスとして真っ先に思いつくのはモチベーションクラウドだと思いますが、両サービスにおける戦略の違いと現状についてどのようにお考えですか?

②Greenにおける決定率低下の最大の要因はどのようなものだとお考えですか?

③Greenにおける価格変更によって、事業における変化はどのようなものがあったとお考えですか?

④エンジニア採用市場が活発ではありますが、Green以外で注目されているサービスはどのようなものですか?理由も含めて教えてください。

  • >>602

    あ、ちなみに①はモチクラがモチベーションに対してwevoxがエンゲージメントですよ、みたいな5年前から言われているレベルの話ではなく、そこやそれに至る全体のビジネスモデルやUIUX上の違い何かを踏まえてもらえると嬉しいっす。

  • >>602

    横から失礼いたします。
    思いついたことを、書いてみました。

    ①wevoxとモチベーションクラウドの戦略の違いと現状について

    両方とも組織のエンゲージメント改善サービスであり、ツールを開発しているが、wevoxは、コンサルタントの人月稼働が発生するので、その分売上が大きく伸ばしやすい。
    一方、アトラエは「テクノロジーによって人々の可能性を拡げる事業を創造する」というミッションを掲げている会社なので、コンサルタントの支援はしておらず、テクノロジー(ツールの機能)によって、組織改善がされるサービスになっている。そのため、モチベーションクラウドに比べ、遥かに安価に利用できる。ただし、利用企業にツールを使いこなせる人が必要になる。伴走してくれるコンサルタントがついたほうが、資金に余裕がある企業にとっては楽。アトラエもコンサルティングをやれば売上は伸ばせるが、Greenが人材紹介の事業モデルをインターネットサービスに置き換えようとしたように、それはやらないと思われる。

    年間売上
    モチベーションクラウド 70億(16%増)
    wevox  5.6億(26%増)

    wevox は後発ですが、伸びしろは大きいと思います。


    ②Greenにおける決定率低下の最大の要因

    エンジニア(IT・通信)の求人倍率が上がり「売り手市場」になっており、企業は、採用が難しい状態になっている。3年前と比べて倍、5年前では3倍近くエンジニアの採用の難易度が上がっている。

    エンジニア(IT・通信)の求人倍率 ※DODA参照
    2019年   4月 4.50%
    2020年   4月 6.50%
    2023年   12月 13.28%

    この中で戦うより、wevox やバスケで売上を伸ばしたいという気持ちはわからなくもない。


    ③Greenの価格変更による事業の変化

    エンジニアの市場価値が上がっているので、Greenの成功報酬の値上げは妥当と思われる。ただ値上がりしたことで、企業の採用基準も上がり、書類通過や成約率が落ちた。あらゆる求人サービスでエンジニアの争奪戦が繰り広げられているので、集客コストを上げざるを得ない状況になっていて、その結果、利益率が下がっている。