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エヌビディア【NVDA】の掲示板 2020/03/16〜2020/03/22

  • >>982

    LVSの実態として、新コロ以前からラスベガスに在るベネシアン、パラッィオの両カジノ&ホテルでは儲かっていませんでした。 
    何とゆっても収益の柱はマカオのカジノ&ホテル群(サンズマカオ、ベネシアンマカオ、フォーシズン、コタイセントラル、パリジャン)であり、米国カジノ資本で進出第一号となったサンズマカオは、ほぼ二年の営業期間にて初期投資額の全回収を果たしたとゆう武勇伝を有しており、MGMとWYNNの進出のきっかけを造った伝説があります。
    更に2010年代に入り、シンガポールにてサンズシンガポールを展開し、此方も収益化が順調に進んでLVSの屋台骨を支えています。収益の比率からゆえばラスベガスを1とすると、マカオは20、シンガポールが4程度の規模となります。

    結論的にLVSにとっては、ラスベガスはどうでもよい存在で、問題はマカオとシンガポールに集中しています。
    で、武漢での新コロナ騒動が拡散し始めた頃からLVSの株価は動機づき、未だNYダウが暴落する以前からダウンフォースが強く働き始め、米国での感染拡大が現実化してきてパニックに陥ると横並びで暴落となりました。

    しかしながら武漢を始めとした中国での収束傾向が明らかとなりつつあり、2月に行われたカジノの一斉休業も明けて、マカオでの事業に明るさが戻りつつあるとされています。 その表れが先週末の逆行高の要因かと思われます。
    時を同じくして同業者で香港資本のギャラクシーも、香港市場で買われていますね。

    そんな事からマカオ、シンガポールでの収束傾向が顕著となり、(中国本土を含む)海外からの渡航者解禁に向かえば、LVS株価の$50台復帰はそう遠くないものと推察しています。

    LVSに関してはそんなところですが、同じマカオ進出組でもMGMは苦しいでしょう。 同社は未だにリーマンで負った傷が癒えているとは言えませんし、LVSと比べてマカオ進出では後発組になり、資金繰り如何によりチャプター11のお世話になる可能性も高いものがあります。 

    更に苦しいと思われるのはシーザース(CZR)です。
    CZRはマカオ進出もならず、事業の主体は米国内の各地に展開されており、新コロナの影響をモロに受け、すでにリーマンにてチャプター11を経験している同社の行く末が気になります。 己的には倒産確率は70%と見ています。