ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

エヌビディア【NVDA】の掲示板 2018/11/30〜2018/12/14

5G+AI の先端技術

Qualcommは12月7日、snapdragon 855を発表した。
7nmプロセスを採用したSoCは、Snapdragon X50モデムと組み合わせることで、5Gデータ通信をサポートし、AI性能を引き上げる。ミリ波帯対応のアンテナモジュールを採用し、Sub-6GHzとミリ波帯もサポートする。AI性能は、パフォーマンスや電力効率についてSnapdragon 845比で3倍で、Mate 20/20 Pro/20XのKirin 980と比べて2倍。
2019年前半、GalaxyなどAndroidスマホに搭載される計画。
iPhoneの5G対応を2020年まで見送る方針と報じられている。

Appleは、メインプロセサの独自開発に切り替え、モデムについては、Qualcommがチップの提供とライセンスを抱き合わせにして、デバイス価格全体に課されていた不当なライセンス料の支払いを拒んで、10億ドルの賠償金を求めて、17年1月から知的財産権とライセンスをめぐって裁判所で紛争を起こして、今も争いが続いている。Qualcommからは、iPhoneに搭載されるIntelチップの脆弱性を解決するため、Qualcommソースコードとログファイルを含む機密情報がIntelに不正提供されているとして、企業秘密の不正取得と契約違反で反訴されている。Appleは、訴訟係属の訴訟を理由にiPhoneではQualcommチップの使用をやめ、Intelのモデムを使用している。

Appleは、5G対応が1年遅れが確定だから、致命的。最先端から落伍する。
20年導入の経営判断の理由は以下にあるようだ。
米国はワイヤレス通信インフラへの投資は中国に大きく引き離されている。中国の基地局は190万カ所は米国の10倍以上で、2015年以降の中米ワイヤレスインフラ投資の差は240億ドルに達した。2015〜2017年に米国で設置された基地局の数は、中国で過去3カ月に設置された基地局の総数より少ない。
5Gは多大な利益を生み、マクロ経済への大きな影響がでる。

  • >>591

    Nvidia v Google エッジ推論AIチップ開発は1年以上の差 

    Nvidiaは、2017年初めには、サーバー用のAIチップだけでなく、推論AIのエッジチップの開発にシフトし、AGXとして製品を出して、売上を上げている。

    2015年までに、データサーバーのGPUのDGX、ゲーミングのGTXの根幹基盤が固まる。
    2016年 サーバー用の画像認識、トレーニングのためのAIチップの商品化
        推論AIのエッジに業務展開して、AI半導体会社に変身方針を出す
    2017年 サーバー用及びエッジの推論AIチップをパートナーと商品化
    2018年 5G対応AI、通信事業者にプラットフォーム開発
      CPUベース端末5G処理 通信速度103Mbps 遅延15.65ms
      GPUベース端末5G処理  995Mbps  0.864ms パフォーマンス10倍

    Google (Nvdaとの製品化の時間差。性能面が違い比較はできないが)
    2017年 クラウド用AI(外販しない)(+半年)
    2018年 エッジ推論AIの外販   (+1年)
        モバイルAIは Pixel 3/3XL (Nvdaはモバイルなし) 

    Amazon
      2018年 クラウド用AI発表 (+2年)

    ビジネス環境は、周辺技術の進展状況によって変質する。
    AIの進展は、IoTと結びつき、5Gによって支えられる触媒か運命共同体。
    5GがIoTビッグデータ集積のパフォマンスと効率性改善から促進し、AIを質を高める。

    見失われた妥当な株価
    技術面の事業環境の検討だけで、適正な株価がいくらかを探る検討とは無関係。
    時価総額が売上の7.25倍は、30%以上の営業利益率でも、年30%以上の成長が長期に続けられることが保証されない限り、妥当かの判断は難しいという分析は、あちこちアナリストにみられる。

    (資料)
    「5G時代にGPUが果たす役割- NVIDIAが通信分野での取り組み」小山安博
    2018-6-18