アルファベット【GOOGL】の掲示板 〜2020/02/11

>>635

「Google クラウドの開発において、チューリヒは欧州で最も重要な立地です。」

グーグルで技術部門を統括するUrs Hölzleは応えています。

チューリヒで急成長を遂げた一因に、Site Reliability Engineering(SRE)の強化が。

Google LLCは、2019年から企業への提供予定の
チューリヒでのデータセンター開設等、スイスでクラウドサービスの拡充。

未だGoogleクラウドプラットフォーム（GCP）専用のデータセンター建設には至っていないものの、
グーグルで技術部門を統括するUrs Hölzleが応じています。

GCPにおいては外部のプロバイダーを利用している為、今後の雇用数増加の見込みは少ないが、
チューリヒ地域はクラウドサービス拡充で大きな恩恵を。

チューリヒは、グーグルにとって米国以外でSREを取り扱う最大の拠点

既に過去3年間で1,000人以上の雇用創出

「SREはオペレーティングシステムに対する我々独自のアプローチ。
担当者は高レベルで信用性が高く充電時間が短い等、
複雑な構造のソフトウェアシステムを運営を担っています。
クラウドの社内開発においても同様で、チューリヒは欧州で最も重要な拠点であり、
ワルシャワ拠点が続く。」

Hölzleによると、クラウドサービスの構築にあたってスイスの銀行に着目した事を説明

「スイスの銀行は、スイスでクラウドサービス展開を決めたきっかけの一つ」💛
すなわち、
規制が厳しい銀行業が、銀行独自のデータをクラウド上で管理できれば、
他の業種での応用の可能性も大いに広がる。

Hölzleはスイス国内でも特に、
製薬、化学、銀行、保険、行政において高い可能性を見出しています。

既に製薬業では成功事例も、
「例えばロッシュは、
Gメール、Googleドキュメント、Googleドライブ、GoogleカレンダーをまとめたG Suiteを利用」と説明

クラウドサービスの認知度は未だ高くありませんが、大きな可能性を持ったサービスで、
『将来的に広告収益額を超えることもあり得る』💚とHölzleは考えています。

「2008年、95％のグーグル利用者はスマートフォンを所有していませんでした。
クラウドサービス市場は、今まさにその時と同じ状況」
と、期待を寄せています。