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アーム・ホールディングス【ARM】の掲示板 2024/03/27〜2024/04/19

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【似た事例を参考に検討する】
過去において似たような事例については、ISAやハードウェアIPでの同様な事例は見当たらないので、ソフトウェアの分野に目を向けてみた。一例として、プロプライエタリなOSとLinux系OSの覇権争いがある。
Linuxはサーバー系システムにおいては圧倒的なシェアを誇るまでになったが、デスクトップOSては7%程度に留まる。
サーバー系アプリケーションの多くが過去においてUNIXをターゲットに開発され、Linuxへの移行が容易だった事、つまり過去に蓄積された技術資産の利用が可能だった事がLinuxのサーバー系OSシェア増加に寄与したと考えられる。
また、サーバー系OSのインストールや管理はプロの仕事である事から、技術サポートの必要性が小さかった為と考えられる。
一方で、デスクトップOSについては、Officeソフトに代表されるアプリケーションがWindows向けに作られており、デスクトップOSのユーザー、つまりエンジニアではない一般人から見ればLinuxでの互換性問題やサポートの少なさはLinux導入への障壁となっていると思われる。
上記は、Arm vs. RISC-Vとは相似系ではないものの"タダ"だから勝ちといった単純なことではない事を示している。
サーバー系OSでLinuxがシェアを握ったが如くRISC-Vが伸びていくのか、デスクトップOSでプロプライエタリなOSのシェアが揺るがないが如くARMがシェアを握り続けるのか、一概にどちらと言い切るだけの条件は発生していないと思われる。

【結論】
・RISC-VがARMに取って代わる可能性はある。
 しかし、それは一朝一夕にはいかないだろう。理由は上で述べた通り。
 つまり、タダだからすぐにひっくり返るという事はないと予想する。
・株を購入するという視点では、今後のRISC-Vの市場シェアや半導体ベンダーのRISC-V採用動向を引き続き注視する必要がある。

  • >>613

    其処まで専門的でも詳細でもない、私も同じ事を素人ながら考えていました。当にウインドウズとリナックスです。何でもタダだからと言って普及すとは限りません。只でありませんが、ベータ VHS戦争なんてものもありました。ベータはソニーが開発して性能も多分上?(済みません其処の処良く分かりませんが)ビクター パナソニックのVHS方式が勝ったと記憶しています。性能が上でも採用される方式の会社の数で駆逐されます。只だからと言ってアームで動かした半導体で設計された技術の財産を他の企業が捨てまで新たに設計するのでしょうか。アームベースで各企業毎のプラスアルファだと思います。