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バタフライ・ネットワーク【BFLY】の掲示板

>>389

>確かにそうだと思いますが、ビジネスモデルとしてはサブスクが今後メインになってくるんじゃないですか?

おっしゃる通りだと思います。

>それを考えるとタダ(言いすぎかな)で配っても採算は取れるのではないでしょうか?

タダだと投資費用の回収が遅くなりすぎるので、資金力に相当な余力がないとさすがにキャッシュフローが厳しくなります。

この端末自体の代金はかなり控えめに設定していて、マーケティング、開発、アップデートなどにかかるコストを考えると、端末単体ではむしろ売れても赤字だと思われます。

ただ、個人的にはこの戦略(フロントエンドを安く設定して継続課金で回収すること)自体は間違っていないと思います。

その理由は、こういった専門性の高い端末は習得に一定の時間や労力がかかるため、スイッチングコストを考えるとよほどの理由がない限り競合他社の類似サービスに切り替える可能性は低いからです。

つまり、このビジネスモデルの勝ち筋は、初期導入コストを抑えて、とにかく多くの医療従事者に購入してもらうことでサブスク収入を着実に増やしていくことです。

私も事業をやっているのでマーケティングに関してはそれなりに勉強していますが、端末の売上で利益を増やそうとするのは完全に悪手だと思うので、私はこの方向性でスピード感を持って普及させていくのがベストだと思います。

今後の起爆剤になり得るのは、端末の普及と使用によって得られるビッグデータ。


これを上手く活用できればまだまだ大きな発展が期待できます。

例えば、スマートウォッチやスマートネックレスをより進化させて、呼吸、脈拍、酸素飽和度、体温などのバイタルサインから病気の発症を、身につけているだけで高い確率で予見できるような技術を開発できる可能性も十分に考えられます。

このビッグデータの価値に気付いている企業は多いです。AppleやGoogleはその代表的企業ですが、例えば、ファーウェイは性能から考えると「これで利益出るの?」っていうくらい安価にスマートウォッチを販売しています。

この目的は、まさにビッグデータの収集です。ファーウェイのスマートウォッチは売れても利益はほとんど出ません。でも、それでいいんです。端末の売上を目的にしているわけじゃないから。

多くの一般人は、ビッグデータの価値にまだまだ気付いていませんが、このビッグデータこそがAIの栄養となるのです。

このことからも、バタフライネットワークがどれだけのポテンシャルを秘めているか、分かる人にはお分かりいただけるでしょう。

ポケットサイズのエコー検査機器が普及すれば、現在存在するスマートウォッチから得られる情報とはまったく異次元の、比べ物にならないくらい精度が高く価値のあるビッグデータを手に入れることができます。

そうなれば、この企業が持つビッグデータをエヌビディアやアップルといった超一流企業が、喉から手が出るほど欲しがるでしょう。

これが、端末を高く売って一時的に得られる利益を増やすことが悪手である、と私が言い切る理由の本質部分です。

私の予想通り順調に下落して、目標の0.7〜0.8まで落ちる未来も見えてきましたが、まぁどうなるかは分かりません。短期的な予想なんて外れようが当たろうが大した問題じゃない。

そんなことより、この企業のポテンシャルを甘く見ている人が多すぎますね。

販売の対象が医療分野に限られるから市場規模が大きくない、だから売上の上限が低いといった意見も散見されますが、そういう次元の話じゃないんですよ。

AIの時代は、質の高いビッグデータを持つ者が勝者になるんです。ここはそのうち凄いことになりますよ。

断言しますが、この暴落はピンチではなく、チャンスです。振り落とされた人は残念だけど、ここで覚悟決めて耐えられる人は仲間。

壮絶な買い場が近くてウキウキですわ。

バタフライホルダーに幸あれ。