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ヴァスキュラー・バイオジェニックス【VBLT】の掲示板 2020/06/11〜2023/08/07

とても長いので少し省略してあります。
金曜日の位高先生のセミナーから。
レポートありました。
東京医科歯科大・位髙教授が講演、mRNAの新型コロナワクチン、強い免疫反応に期待

位髙教授がmRNAワクチンについて「最も期待するポイント」と強調するのは、液性免疫と細胞性免疫を同時に誘導できること。不活化ワクチンなどは、抗原に対応した抗体を産生する作用(液性免疫)が主だが、mRNAワクチンは免疫細胞自体が異物を攻撃する作用(細胞性免疫)も発揮するとされる。モデルナなどのワクチンも細胞性免疫の誘導を確認し、最終治験では有効率95%前後と高い予防効果を示した

mRNAは非常に壊れやすいため、安全性や有効性を保持する製造技術などが課題だ。研究者でmRNA医薬に詳しい東京医科歯科大学の位髙啓史教授は千葉市内で講演し「うまくいけば、いままでのワクチンがすべて置き換わる可能性もある」と期待を示した。

日本では、第一三共やアカデミアがmRNAのコロナワクチンや医薬品などを研究しているが、GMPレベルで量産できるCMO(医薬品製造支援)企業が国内に存在しないことも課題になる。純粋な化学合成でmRNAを製造する方法はまだ存在しないが、位髙教授は将来、企業の研究開発で化学合成法のブレークスルーが出てくることに期待している。