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アマゾン・ドット・コム【AMZN】の掲示板 2020/08/01〜2020/09/01

>>436

> FBのザッカーバーグについては、彼が学生の頃、FBという形での、新しい交流サイトを創り上げていくのを描いた映画から受けた『傍若無人で、自己中心的なクソガキ』..という印象が強いです。

アーロン・ソーキン脚本、デヴィッド・フィンチャー監督 の『ソーシャルネットワーク』ですよね。私も何度か観ました。ベンチャー企業家を扱ったノンフィクション・映画は多々ありますが、私は注意して観るようにしています。私の見方では「事実でないなら意味がない」。この映画も、エンターテイメント目的で事実を歪めている(フィンチャー 自身がそう語っている)部分が少なからずあります。

ザッカーバーグ には、(他人が同意しようとしまいと)彼の考えるネットのモラルの理念型があり、FBはそのアイデアのもとデザインされています。

彼はかつてその構想についてNYTのオピニオンに寄稿していて、それは彼の本音だと思いますが、しかしそれは多くの人がネットに求める表現のあり方とは乖離していると私はみています。

例えば彼は、ネットで自己表現する人は誰もが現実社会と紐付けられた実名(顕名)のもとにそうすべきだという価値観を根本にもっているようですが、民主主義社会(或いはどのような社会であろうと)における個人の権利が完全に確立された社会では彼のイメージも有意義かもしれませんが、インターネット社会における表現の意義のひとつは、むしろ現実における諸々の抑圧と禁忌を回避し告発することに意味があると私はおもっています。

 > (リブラは、気にはなりますが)。  

リブラの構想はビーター・ティールによるものが大きいのではとおもいますが、彼らは要は貨幣鋳造権を国家によって制約されないリバタリアン的な金融的・市場的な国際社会のあり方を夢見ており、 これは壮大な構想だとおもいますが、うまく機能するかどうかについてはわかりません。

詐欺的な暗号通貨ブームの後で、彼らが、はたして世界の標準となりうる信用のあるデジタル通貨システムを構築できるのかどうか、それは国家の制約を超えてユニバーサルに通用しうるものになり得るのかどうか、注目していきたいとおもいます。