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AMCエンターテインメント・ホールディングス【AMC】の掲示板 2021/09/01〜2021/09/12

>>270

コロナ禍以前からのショッピングモールの倒産がすべてショートヘッジファンドの指図だとするなら、流石に「陰謀論が過ぎるのでは?」と一刀両断してもよいでしょう。

ですが逆です。「ネット時代に適合出来ないトイザらスが潰れたのは時代の流れで必然でしたよ」というポジションに立っている企業に対して執拗なショートをかけて倒産まで追い込むことが、SHFの手段です。周囲から見て株価の下落が不自然ではないことがポイントです。
ある程度の知名度がある(=事業規模が大きくショートの落差が大きい)企業であり、「ああ潰れちゃったのか。昔よく通ったのに残念だな。でも時代の流れだからしょうがないよな」と思われるようなポジションこそが都合が良いということです。

GME、AMCもまさにそういう立ち位置だったからターゲットにしやすかった。GMEやAMCが悪意あるショートに深くさらされたことで追い込まれたことの証明はすでに十分出ているという前提でさすがによいのではないかと思いますが、そうであれば、もう一社、ご指摘のような状況にあったトイザらスの倒産にショートが絡んでいても不思議はない。倒産にショートが絡んでいないことを証明するためには、上がっているような推論をひとつひとつ潰していく作業が必要ですね。

そしてもう一つ、AMCやGMEにかかわるポイントは「トイザらスはショートで潰された」と思っているAPEが多いことです。「ショートヘッジ憎し」の感情が強化されたことは、今のムーブメントのひとつの要素にもなっています。

ひとつひとつは検証していませんが、WSB銘柄、ミーム銘柄と言われる銘柄の多くも似た要素を持っています。プロパガンダを仕掛けるのがうまいのか、自然な一般市民の感情かは知りませんが、根底に「ウォールストリート許すまじ」という感情があることで今のムーヴメントにつながっているのではないでしょうか。2008年の恨みも含めてです。
もちろん単なるマネーゲームとしか考えてない人も一定数いるでしょうが(事情を知らない日本人を含めて)、全体像を2011年のオキュパイ運動の延長線と捉えることもできるでしょう。

  • >>271

    GAFAMなど巨大企業に対してもショートをかける機関はいます。
    ただこの場合は倒産まで追い込もうなんて大掛かりなことは考えません。ちょっと市場が加熱して浮いたところにショートをかけて、そこそこの差額で利益をとろうとするだけです。本来の「価格発見機能」としてのショートですね。
    優良企業であるほど、将来性が期待できるほど買い支えが強いから、倒産まで追い込もうとしたらとんでもない資金力が必要になり、成功率も下がります。そんなことはSHFもよくわかってます。

    AMC/GMEは、今はSHFのおかげで注目も集まって業績も上向いていますが、もともとはまったく優良企業ではなかった。だからSHFはターゲットに選んだし、ショートをかけました。倒産まで追い込めばもっと差額で利益をとれるから、大量に資金を使って、不正株など裏技もたくさん使って可能な限りのショートをかけました。もともと倒産が危ぶまれる企業を買い支える投資家なんていないはずだったから、ショートが失敗するリスクも極めて低い。値上がりに対するヘッジも普段より少なかったかもしれませんね。

    ところがそこにAPEが現れたことで、事情が変わっちゃったわけです。
    しばらく粘ればAPEも諦めて去るだろうと思ったら、そのまま居座った。
    少し値が上がれば利確してAPEも去るだろうと思ったら、もっと買い増してHODLした。
    フェイクスクイーズに見せかけたら満足して去るかと思ったら、さらに仲間が増えた。
    買い機関まで構造に気づいてどんどん加わってきた(だってリスクリワードが良すぎる状況だし)。

    SHFにとっては、世紀の大誤算です。「策士策に溺れる」の良い見本。
    APEにとっては、他の優良企業ならありえないくらいのヘヴィーショートを一気に自分のものにできる大チャンスです。しかも、愛着のある企業を救うことにもなる。

    100年後に寓話として語られているような話だと思います。
    私は、このゲームの構造に気づいたときに勝ちが見えたと思ってHODLを決めました。APEの握力だけが不安要素だったけど、6月移行の経過を見て、いまはその点も不安はありません。
    ルールも、政治状況も、経済状況までもがMOASS側に向かってきています。