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欧米 金融政策の掲示板

[ローマ 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は20日、イタリアの巨額の財政赤字や公的債務、コロナ禍後の欧州連合(EU)基金の歳出の遅れが投資家の信頼感を損ねる恐れがあると警告した。
IMFはイタリア経済に関する年次報告書の中で、債務の国内総生産(GDP)比を段階的に下げるため、基礎的財政収支の黒字をGDP比約3%にするよう政府に求めた。
政府は今年の基礎的財政収支の赤字がGDP比0.4%になると予測している。2023年の3.4%から縮小する見通し。
IMFは、改革を効果的に実行できないなど国内要因が成長に影響する可能性があるとし、「多額の財政赤字が投資家信頼感を損ない、財政状況を一段と悪化させる恐れがある」と指摘した。