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4565そーせいグループ 中長期ホルダー専用スレ【短期、売煽りは入室厳禁】の掲示板

投稿は怖いのですが、意外に「そう思う」とポチって下さる方がいたので、恥ずかしながら連投しちゃいます。
前の投稿では、私の素人っぽい中期的な見方(もっと突っ込んだことを書きたかったのですが、批判が怖いので玉虫色です・・)を投稿しましたが、今度は長期的(数年間)な見方を投稿致します。
長期的(数年間)では、株価に影響を与えるものは、ファンダメンタルズがメインで若干投資家心理が相互作用すると思っています。超長期(5年以上)では、ベリートップの資質、競合優位性、経営戦略の優劣、企業文化など定性的な要素やインフレ、金利などのマクロ要因な変数が多く、評価が難しいのであくまで数年間での評価に限ります。
数年間という時間軸の中では、一般的に株価はフェアバリューに収れんすると思います。この点、中期であればカタリストの成否にかけたトレード(昨年のMシリーズ導出前に買い、導出で売る)という方法でよいのですが、長期投資では、凡そでよいのでそーせいGの価値を考えておく必要があると思います。
では、フェアバリューはいくらなのかということなのですが、色々な評価方法がありますが、素人的にはパイプライン品と上市品のNPV+基盤技術の価値+ネットキャッシュになるかと思います。このうちパイプライン品のNPVと基盤技術の価値を算定することが少々難しいことが、そーせいGが評価されない理由だと私は思います。難しい理由の一つは、POCが取れていないからです。ロジカルに考えると、MシリーズはPOCを取れそうに思うのですが、仮に私が資金運用者の立場ですと、カニクイザルの件もあり、万が一失敗した際に厳しいお客様に責められるのでどうしても保守的な前提で評価せざるを得ないと思うのです。それ以外のパイプライン品についても同様で、NPVの多くを占めるロイヤリティ部分を積極的に評価するにはPOCを取っていてほしいと思います。少なくとも少数でよいのでP1bでの患者様での有効性評価が知りたいと思います。ワーディングは苦手ですが、カニクイザルの呪いが解ける(株価が4000円以上になる)のは、M4が数年後にPOCを取るタイミングではないかと思います。逆説的ですが、インフレと金利上昇をうまくヘッジし、数年間含み損に耐えてホールドできるのであれば、機関投資家が積極的に評価できない今買うのは悪い賭けではないのかもと思ってしまいます。