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PLUG POWER 投資判断の部屋の掲示板


利益は常に次の丘の向こうにある
プラグ・パワー社の2023年の売上高は10億ドル近くで、同社にとって過去最高であり、前年比27%増であった。しかし、純損失はほぼ倍増の1株当たり2.50ドルで、成長・拡大プロジェクトへの投資によるところもある。
アンディ・マーシュ最高経営責任者(CEO)は、2024年がプラグ・パワー社の財務基盤を整える年になると語っている。
「キャッシュ・マネジメントの過去の課題を認識し、2024年は財務体質の強化に専念する。水素経済の推進に対する我々のコミットメントは揺るぎない。"
それは結構なことだが、投資家たちは以前にもこの言葉を耳にしたことがある。
マーシュは昨年、2023年には損益分岐点を達成できると確信していた。
彼はまた、2030年までに売上高200億ドルを達成するために、20億ドルの売上高を生み出すと予想していた。株主はこの時点で、経営陣の壮大な主張を割り引くことを学んだだろう。
しかし、これは現実のビジネスなのだ。
冒頭で述べたように、プラグ・パワー社の株式は空想上のビジネスではない。
同社の燃料電池は、ホーム・デポ(NYSE:HD)、ウォルマート(NYSE:WMT)、アマゾン(NASDAQ:AMZN)の倉庫で稼働している。
実際、ウォルマートはプラグ社の収益の23%以上を占めている。これには、2017年にプラグ社、小売業者、アマゾンの3社間で合意された、5,530万株の自社株購入に伴う新株予約権料590万ドルも含まれている。
ワラントは収益の減少として計上されるため、貢献額は実際には高くなる。昨年末時点で、ウォルマートのワラント株のうち3500万株近くが権利確定している。
アマゾンのワラント5,500万株はすべて権利が確定している。
プラグ社の第2位の顧客は、総収入のほぼ11%を占めている。
つまり、プラグ社の顧客が同社の成功に投資していないわけではない。ただ、プラグ・パワー社が収益性の高いビジネスに転換できないようなのだ。