ここから本文です
ウチダラボᕱ⑅ᕱ♥
投稿一覧に戻る

ウチダラボᕱ⑅ᕱ♥の掲示板

>>1336

株記事

ソフトバンクG孫社長、ファンド悪化で5000億円超える個人評価損
ブルームバーグ
2022年8月12日 12:15 JST
孫氏は2号と中南米ファンド株式の17.25%保有、SBノースは33%
SBノースでは前期に3149億円の損害補償-5月の臨時報告書
ソフトバンクグループの孫正義社長が個人として出資するビジョン・ファンドや上場株投資運用子会社のSBノーススターなどで、5000億円を超える同氏個人の評価損が発生していることが4-6月期(第1四半期)の決算短信で明らかになった。世界的な株式市場の低迷を受け、孫氏の懐も痛んでいる。

  孫氏は投資事業で自身のコミットメント(関与)を明確にし、リスクとリターンを共有するため、スタートアップ企業に資金を投じる2号ファンドとラテンアメリカ・ファンド関連で株式の17.25%をそれぞれ保有している。また、株式やデリバティブの取引を行うために設立されたSBノーススターの株式を33%持つ。

  決算短信によると、2号ファンドでは2922億円が孫氏個人の「未決済残高」として記載されている。これは孫氏が出資時に取得額を現金で支払っていないためだ。ラテンアメリカ・ファンドでの未決済残高は280億円。両残高の合計は第1四半期に2477億円増えた。また、SBノーススターについては、6月末時点での累積損失が2228億円となっている。

  ソフトバンクGが8日に発表した4-6月期(第1四半期)の純損益は、3兆1627億円の損失と創業来最大の赤字に転落した。前年同期は7615億円の黒字。金利上昇への警戒などで世界的に株式の投資環境が悪化した中、保有する出資先株式の価値が低下した。

  SBノーススターの損失を巡っては、ソフトバンクGが5月に関東財務局へ提出した臨時報告書で、孫氏が損害補償として3149億円を負担することを明らかにしていた。