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>>9097

なお、米中三つのコミュニケとは、以下の三つである。

●1972年2月28日「米中共同コミュニケ」(上海コミュニケ)
 ●1978年12月16日「中華人民共和国とアメリカ合衆国の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」

●1982年8月17日「中米共同コミュニケ」(八・一七コミュニケ)

◆アザールがPresident Cai(蔡総統)をPresident Xi(習主席)と言い間違える
 冒頭に示した動画をご覧になると、アザールは開口一番“Thank you very much for President Xi for welcoming me to Taiwan today.”と言っているのが分かる。

XiとはXi Jinping(習近平、シー・ジンピン)のことで、蔡英文は中国語のピンイン(発音記号)ではCai(又はTsai) Yingwen(ツァイ・インウェン)となる。
したがって「蔡総統」と言うつもりならば、「President Cai(プレジデント・ツァイ)」と言わなければならない。しかし、何をどう聞いても、「President Xi(プレジデント・シー)」と言ったとしか聞こえない。台湾流に翻訳すれば「習総統」と言ったことになる。
大変な問題になり台湾のネットは大騒動。
しかし、台湾の総統府は「これは発音の問題だ」として切り抜けようとした。
すると、野党の国民党が「アメリカに抗議すべきだ」と声明を出したりなどしたので、総統府は、「いや、あれはPresident Xiと言ったのではなく、Presidency(総統職)と言ったのだ」と弁明したりなどしたので、騒動はさらに大きく発展した。
たしかに発音の問題とするのには無理があり、事実アザールは最初に言い間違えたことに気が付いたのか、次のPresidentの時は「プレジデント・ツァイ」と、「ツァイ」の部分を意識的に物凄く強く言っている。
誰からも指摘されずに気が付いただけでも「えらい!」と褒めてやりたいくらいだ。うっかり言い間違えてしまうと、そのことに気が付かないことが多いので、「よくぞ気が付いてくれた」とホッとしている。

「一つの中国」への挑戦か:アザール厚生長官訪台
遠藤誉 | 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
8/11(火) 10:04

  • >>9098

     それに対してアザールは「ドナルド・トランプ大統領の台湾に対する強力な支持と友誼を、ここでお伝えすることができるのは、私にとって非常に光栄なことだ」、「蔡総統との会談と私のこのたびの台湾訪問の最大の目的は、台湾が公共衛生およびコロナとの闘いにおいて実に卓越した成果を収めたことを強調するためであり、さらに台湾とアメリカが疫病に対する予防と発見と対応を共有して共に協力をしていくためでもある」と述べた。

    ◆中国がアメリカに抗議

     予想された通り、8月10日、中国外交部の趙立堅報道官は定例記者会見で「中国は一貫して米台の公的往来に断固反対する」と抗議した。 
    趙立堅は以下のように強調した。

    ――台湾問題は米中関係の中で最も重要で最もデリケートな問題だ。「一つの中国」という原則は、米中関係の政治的基礎である。アメリカのやり方は台湾問題に関してアメリカがこれまで承諾してきた内容に著しく違反する。われわれはアメリカが「一つの中国」原則と「米中三つのコミュニケ」を厳重に守り、台湾との如何なる形の公的往来をも禁止する。

    「一つの中国」への挑戦か:アザール厚生長官訪台
    遠藤誉 | 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
    8/11(火) 10:04