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金融崩壊の掲示板

>>121

かなりハイレベルな内容ですね。そういえば防衛省がAI搭載無人機を次期戦闘機と同時期に配備へという報道があった。F35との連携で中国は立ち向かえないらしい

  • >>122

    > F35との連携で中国は立ち向かえないらしい

    英空母と共にやって来る…米F35Bステルス機、4年ぶりに韓国へ

     最近、ポルトガルの海上で実施されたNATO(北大西洋条約機構)主導の多国籍合同演習において、韓国に向かっている英空母「クイーン・エリザベス」で米海兵隊のF35Bステルス戦闘機が発艦訓練を行っている動画が公開された。空母クイーン・エリザベスに搭載された米海兵隊所属のF35Bステルス機10機は、今年8月末ごろ、同艦と共に韓国・釜山を訪れるといわれている。

     戦略アセット(資産)と見なされる米ステルス戦闘機の訪韓は、2018年に行われた米朝首脳会談の後、完全に中断した状態だ。今回の訪韓が実現すればおよそ4年ぶりのことで、注目されている。

    ■米ステルス機を搭載した英クイーン・エリザベス機動部隊、8月末ごろ釜山を訪問
     米国防総省は5月末、ポルトガルの海上で米、英など20カ国、兵力およそ9000人が参加する中で実施された多国籍合同演習「ステッドファスト・ディフェンダー21」演習の動画を公開した。公開された動画には、英国のクイーン・エリザベス機動部隊に配属されている米海兵隊F35Bステルス機などが空母から発艦する訓練を行った後、格納庫へ移動する場面などが収められた。

     5月に英国をたったクイーン・エリザベス機動部隊は、地中海と紅海、インド洋を経て8月末ごろ韓国を訪問する予定だ。その後、12月に英国へ戻る予定になっており、7カ月かけておよそ4万8000キロを旅する大遠征だ。英空母機動部隊の海外巡航訓練は1978年以来で、空母の韓国訪問は1997年以来。また、2017年に就役した最新鋭空母クイーン・エリザベスのアジア訪問も今回が初めてとなる。

     空母クイーン・エリザベスには18機のF35Bステルス機をはじめ、海上作戦ヘリ「ワイルドキャット」4機、対潜および海兵隊用ヘリ「マーリン」7機などが搭載されている。英国海兵隊(コマンド)も搭乗している。英国国防省の発表によると、18機のF35Bのうち英国軍所属は8機で、残る10機は米海兵隊所属機だ。

    ■2017年12月の大規模韓米合同演習以来…米ステルス機が訪韓するもよう
     英空母に英軍のF35Bよりも多数の米海兵隊F35Bが積まれているのは極めて異例のことで、注目されている。専門家らは、強力な米英同盟を象徴する意味の他にも、軍事技術的な理由があるとみている。今回の長距離巡航訓練を通して米軍のF35B運用ノウハウを学ぼうという、英国側の強い狙いがあるという。

     今回訪韓する英空母機動部隊は、空母クイーン・エリザベスの他にも45型駆逐艦「ディフェンダー」と「ダイヤモンド」、23型フリゲート「ケント」と「リッチモンド」、補給艦「フォート・ビクトリア」と「タイドスプリング」、アスチュート級攻撃型原子力潜水艦などからなる。初めて韓国を訪れる最新鋭の攻撃型原潜アスチュート級にはトマホーク巡航ミサイルが搭載されている。空母クイーン・エリザベスは6万5000トン級の中型空母で、全長は280メートル、全幅は73メートルだ。F35Bステルス機や「マーリン」ヘリなど各種の艦載機を最大およそ40機搭載する。

     英空母の異例といえるアジア訪問には、ブレグジット(英国の欧州連合離脱)の進行に伴って欧州から足を一歩引いた英国が、米国との特殊関係を引き続き強化しようとする狙いが反映されているとみられる。このため、ロシア・中国の挑戦を抑制しようとする米国の努力に積極的に賛同することになったというわけだ。英海軍は、南シナ海で米国の「航行の自由」作戦にも積極的に参加している。

    ■米英のF35Bステルス機と韓国軍の合同訓練が実施されるかどうかにも注目
     クイーン・エリザベスに搭載された米海兵隊ステルス機の訪韓は、2017年の大規模な韓米合同空軍演習「ビジラント・エース」以来になることから、注目されている。17年12月に実施されたビジラント・エース演習には、韓米両国空軍の航空機およそ270機が投入された。米空軍のF22ステルス戦闘機6機、F35A戦闘機6機、F35B戦闘機12機も韓半島に展開した。グアムのアンダーセン空軍基地に配備された長距離爆撃機B1B「ランサー」も2日連続で投入されるなど、攻勢的な演習が行われた。

     米軍ステルス機など戦略アセットの訪韓は、18年6月のシンガポール米朝首脳会談で当時のトランプ大統領が大規模韓米合同演習および戦略アセットの韓半島展開の中止を公言したのに伴い、3年6カ月にわたって中断状態となっている。だが北朝鮮の非核化に進展がなく、むしろ北朝鮮の核ミサイルの脅威が増大していることから、大規模韓米合同演習および戦略アセットの韓半島展開を再開すべき、という声も強まっている。

     今年8月末にクイーン・エリザベス機動部隊が訪韓した際、韓国海空軍が米英のF35Bステルス機と合同訓練を実施するのかどうかにも関心が集まっている。

    ユ・ヨンウォン軍事専門記者