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究極の株式投資(究株)
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究極の株式投資(究株)の掲示板

>>23667

耳順さん

話を本論に戻すと、過去は過去として尊重すべきですし、私も十分満足しています。
未来に目を向けると、経済に関しては、景気は「将来に対するコンフィデンス」ですから、今の日本はそれが足りないということではないでしょうか。企業が内部留保を増やすのも、設備投資を絞るのも、賃金がほとんど上がらないのも、内需が盛り上がらないのも、全てその一点に集約されます。じゃあなぜ、「将来に対するコンフィデンス」が得られないかというと、私やperozaemonさんが書いているような現役世代の感覚が、大いに影響していると思います。

また、欧米型の資本主義を突き詰めるなら、従来の安定性を犠牲にして、正社員はいつでも解雇できる、非正規雇用者はもっと増やすという雇用体系が理想となります。自分たちは、「すぐれた社会システム」に守られて、年功序列型で賃金は上昇し、定年まで勤め上げて退職金や年金も保障されて満足、下の世代には「資本主義なんだから海外と競争せよ」、頑張れば死にやしない、お前らでなんとかしろ、っていうことですよね?

で、perozaemonさんがおっしゃるのは、今の高齢者を支えているのはまぎれもなく現役世代であり、膨れあがった国や地方自治体の債務も、社会保障費も、過去の世代の負の遺産であり、それを負担するほうの身になって物事を考えられていないのでは、という指摘ではないでしょうか?自分がよければOKというのは、「老害」の一つです。子供や孫の世代の心配をしている人のほうが多いとは思いますが。

それと、「モラルも教養もなく」、暇で毎日のようにこの掲示板を荒らしているような人でも、不自由なく生きていけるのだから、たしかにその人にとっては「すぐれた社会システム」なのでしょうね。