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2024年5月21日午前 6:02 GMT+91時間前更新

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで小幅上昇した。インフレが鈍化の兆しを見せているものの、米連邦準備理事会(FRB)当局者は慎重な発言を行っており、投資家は米金利の動向に関するさらなる手がかりを待ち望んでいる。
ユーロ/ドルは0.05%安の1.0863ドル。ドル/円は0.4%高の156.26円。
この日は経済指標が発表されなかったため、主要通貨の大半は狭い取引レンジ内で推移した。
ユーロは先週付けた約2カ月ぶりの高値1.0895ドルからそれほど遠くない水準で推移している。5月に入ってからは、米経済指標が予想を下回ったことやユーロ圏経済の回復を背景に1.8%上昇している。
円は下落したため、トレーダーらは引き続き日本の当局による介入の兆候を警戒している。
英ポンドは0.07%高の1.2711ドルとなった。一時は2カ月ぶり高値1.27255ドルを付けた。
豪ドルは0.3%安の0.6671米ドル。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.7%上昇し6万8715ドルと、5週間ぶりの高値となった。
先週発表された4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で3.4%と3月の3.5%から鈍化した。ただ、インフレ率がFRBの目標である2%に回帰しているとはまだ言えない状況で、この日は複数の当局者が利下げには引き続き慎重な姿勢を見せた。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っているとFRBが確信するにはしばらく時間がかかると述べた。
ジェファーソン副議長は、このところ複数のインフレ指標で鎮静化が示されていることは喜ばしいが、インフレ率が2%回帰への持続可能な軌道に戻ったかを判断するには時期尚早だと述べた。