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Market Memoの掲示板

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アジア通貨動向(18日)=弱含み、中国経済への懸念や米利下げ観測後退で
2024/01/18 13:48


アジア新興国通貨は18日、弱含みで推移している。中国経済の暗い見通しや米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が重しとなった。


投資家は中国に対する懸念を崩していない。17日に発表された2023年第4・四半期の中国の国内総生産(GDP)は前年比5.2%増加し、アナリスト予想の5.3%増をわずかに下回った。不動産危機の悪化、デフレ圧力の高まり、需要低迷が背景にある。
一方、12月の米小売売上高は前月比0.6%増と、市場予想の0.4%増を上回った。CMEのフェドウオッチによると、3月の利下げ確率は53.8%で、従来の63.1%から低下した。
韓国ウォン<KRW=KFTC>と台湾ドル<TWD=TP>は一時、0.2%上昇した。ウォンは昨年11月の安値付近で推移している。
フィリピンペソ<PHP=>は小幅に上昇。インドネシアルピア<IDR=>とシンガポールドル<SGD=>は変わらず。インドネシア中央銀行は17日、主要政策金利を予想通り据え置いた。