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明日15日、ある程度の見通しが見えてくる🦆(´・ω・`)まだお花畑が多いね😅

株高はスタグフレーションのリスクにさらされている-ハートネット氏
2024年5月14日 19:18 JST

 米利下げへの期待から投資家の楽観は2年半ぶりの高水準に達しているが、スタグフレーションのさらなる兆候が現れれば株価は下落するだろうと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏が指摘した。

 BofAの調査に答えたファンドマネジャーの過半数は、2024年後半の米利下げを見込んでいる。そのため、現金の水準、株式への配分、経済成長期待の組み合わせが示すセンチメントは、2021年11月以来の高水準にある。

 一方、経済成長と企業収益の見通しは今年初めて悪化したという。「リスク資産はスタグフレーションのさらなる証拠に対して脆弱(ぜいじゃく)だ」とハートネットはリポートで指摘した。

 S&P500種株価指数が3月に史上最高値を更新した後、成長鈍化の兆候とインフレの粘着性を受けて米国株の上昇ペースは鈍化している。15日発表の米消費者物価指数(CPI)がスタグフレーション懸念を高めるか、払拭(ふっしょく)するのに役立つか、トレーダーらは注視している。

 調査によると、世界経済成長への期待は昨年11月以降で初めて低下し、回答者の9%が今後1年の間に景気が減速すると予想。それでも、約78%が同期間内にリセッション(景気後退)が起こる可能性は低いとみている。

 調査対象のファンドマネジャーの総資産に占める現金の割合は3年ぶり低水準、株式への配分は2022年1月以来の高水準だった。

 インフレ加速は依然として投資家にとって最大のテールリスクで、地政学と経済のハードランディングがそれに続く。調査は5月3-9日にかけて、合計運用資産5620億ドル(約87兆9000億円)の209ファンドマネジャーを対象に実施した。