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日本の未来を想う
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日本の未来を想うの掲示板

>>279

天使の階段さま
有難うございました。

> 277
>  不動・愛染の両明王、については、日蓮の「法」は、空海密教の神髄を表しているものと思われる。
> ――――
> 本文により解説しますね。
> ――――
>  一切の衆生とは、我々、人間(あるいは一切の生き物のことであろうかと)の個々が持っていると言うことでしょう。
> ――――
>  胸の内というのは、ア ヴィー ラ フーン キャン の五輪塔(例えば、卒塔婆(ストゥーパ))に例えて、地・水・火・風・空の五大の内、風の中の心臓を開いて八つにしたもので、大日経の中胎八葉尊の、あるいは金剛界マンダラの八柱の楼閣(ろうかく)の九尊の大日を外した八尊の誓願(これをサマヤと申します。)の肉段と言っています。
> ――――
>  大日の東南西北には、阿閦、宝生、弥陀、不空成就の四仏がましまし、それぞれの仏の四方には、四菩薩が仏(釈尊)の法を説きましょうと居並んでいます。
> ――――
>  般若理趣経(大楽金剛真実三摩耶経)の
>  序章、第一章にその内容のエッセンスが説かれています。
> ――――
>  そこのところを、日蓮は説いています。
> ――――
>  衆生は、これ(これ以外にはなく)、法身(釈尊の本分、即ち大日如来の宮殿(理趣経に言う、大摩尼(だいまに)殿)である。なり。
> ――――
>  と、日蓮は解釈していらっしゃいます。
> ――――
>  序章の解釈です。
> ――――
> (慈光、拝。)

後に続く文には、「是最大秘法の法門なり。衆生の心はかかるぞと説きたるを法華経とは云うなり。」とあります。