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為替市場の掲示板

4月の米国の購買担当者景気指数(PMI)速報値
前月から低下し、円買い・ドル売りが優勢になった。

S&Pグローバルが発表した4月の米国のPMIは総合指数が50.9と
3月(52.1)から悪化した。
製造業は49.9と市場予想に反して前月から低下し、好不況の境目とされる50を下回った。

サービス業は50.9と5カ月ぶりの低水準だった。米景気の先行き不透明感から相対的にみて安全資産とされる米国債が買われ、長期金利が一時前日比0.05%低い(債券価格は高い)4.56%をつけたことも、円買い・ドル売りを誘った。

155円を突破すれば日本政府・日銀が円買いの為替介入に動く可能性が高まるとの警戒感も、円相場を支えた。

米国のPMIの発表前は円売り・ドル買いが進み、一時は154円88銭と1990年6月以来の円安・ドル高水準をつけた。4月のドイツとフランス、ユーロ圏のPMI速報値は、いずれも総合指数が前月から上昇し、市場予想を上回った。