ここから本文です
prismhit~~~明日から令和ですね。
投稿一覧に戻る

prismhit~~~明日から令和ですね。の掲示板

>>6817

まずAI向けへの期待が強い。生成AI向け半導体に使われる広帯域メモリー(HBM)の需要について、AMATのゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は「顧客がHBMの生産能力の拡大を加速させているのを目の当たりにしている」と話す。同社は24年のHBM向け売上高は6倍になる可能性があるとみている。

東京エレクトロンは4〜6月期に市場予想平均で3割増収の見通しだ。AIの開発・運用に使うサーバーなどの旺盛な設備投資を背景に「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場について、会社側は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。

景気が減速している中国だが、半導体では、米国によるハイテク分野での対中規制を背景に内製化が活発だ。SCREENホールディングスは24年4〜9月期の中国向け売上高の比率が49%になると予想する。

蘭ASMLは需要回復が下半期により好調になるとの見通しから、4〜6月期は14%の減収を想定する。

1〜3月期は装置9社のうち6社が減収だった。装置や半導体メーカーの決算発表では高い市場の期待に届かず、関連株の下落が相次いだ。アドバンテストやスクリンの株価は3月末から約2割安い。岩井コスモ証券の斎藤和嘉氏は「成長期待が高い分、少しでも市場予想を下回ると過剰に売りが先行するなど近視眼的な反応がみられた」と話す。

ただ1〜3月期の四半期推移をみると、各社の減収率は縮小傾向にある。23年10〜12月期まで減収率が拡大していた米KLAは、24年1〜3月期に3%減まで回復した。リチャード・ウォレスCEOは「四半期の売上高は1〜3月期に底を打ったと確信している」と話す。デバイス市場が改善傾向にあり、25年の投資につながるとみる。