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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6671

日本生命保険の河崎圭助執行役員 「30年債利回り1.9%台は魅力」

――国内債を積み増す方針です。30年債利回りは、4月末時点で1.9%台と上昇基調にあります。

「当社の負債コストは1.8%程度なので、足元はいい水準だ。日銀のマイナス金利政策解除をにらんで昨年度に残していたアロケーションを消化しつつ、積極的に買い進めている」

「金利が上がってきたことと、(資産と負債の満期の差を示す)デュレーションのギャップが縮小したことは大きな変化だ。現時点の相場見通しの中で、(1.9%台は)魅力的な水準だといえる」

――日銀の政策運営をどう評価しますか。

「3月のマイナス金利政策解除は大きな動きだったが、植田和男総裁をはじめ日銀は市場とのコミュニケーションをうまくこなした。政策変更を徐々に市場に織り込ませており、4月会合後も市場動向としては大きくぶれていないといえる」

――外国債への投資方針を教えてください。

「基本路線は従来と大きく変わらない。ヘッジ外債に関してはヘッジコストが高いため、投資の中心は海外社債になる。ベース金利とスプレッドを合わせた外債利回りとヘッジコスト控除後の利回りがどれくらいあるかを見極めた上で慎重に投資している」

「ヘッジをかけないオープン外債については、積極的に投資するフェーズではない。横ばいか減少で考えている。年後半の米利下げを想定し、為替も円高に向かうと見込んでいるためだ。ただ、国ごとにフェーズは異なってきており、個々に見て投資機会があれば検討していきたい」

――国内株相場は下落を見込んでいます。どのような投資計画でしょうか。

「国内株は昨年度、子会社への投資を中心に3500億円程度だった。今年度もおおむね横ばいで考えている。外国株も同様に前年並みでみている。ともに企業の成長性や株主還元、サステナビリティー(持続性)といった観点で選別する」

「逆に増やすのは主にオルタナティブ投資だ。海外不動産やインフラを軸に計画している」