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トヨタ23年度世界販売、過去最高1030万台 計画は未達

トヨタ自動車は25日、2023年度の販売・生産・輸出実績(レクサス含む)を発表した。世界販売は前年度比7%増の1030万9457台、世界生産は9%増の997万1739台で、いずれも過去最高だった。新型コロナウイルスや半導体不足の緩和が寄与したものの、ダイハツ工業の認証不正などが響いて販売・生産ともに年度計画には届かなかった。

海外販売は7%増の877万9639台と、3年連続で前年度を上回った。地域別では北米が14%増で、「カローラ」や「RAV4」のハイブリッド車(HV)モデルが好調だった。

電気自動車(EV)シフトが進む中国では、日系メーカー各社が苦戦を強いられているが、トヨタは1%増と前年並みだった。HVで豊富なラインアップをそろえていることが貢献した。

国内販売は9%増の152万9818台だった。部品不足が解消し、新車生産が回復したことが販売を押し上げた。ただ、ダイハツや豊田自動織機の品質不正で対象車種が出荷停止となり、24年1〜3月は前年割れが続いた。

ダイハツでは23年12月、車両の認証試験で新たに174件の不正行為が判明し、国内外で販売する全車種の出荷を一時停止する事態になった。同社は23日、ほぼ全ての車種で受注を再開したと明らかにしており、生産・出荷を順次進める方針だ。

  • >>6153

    EVの世界販売は3.1倍の11万6654台だったが、全体に占める割合は1%にとどまった。価格が手ごろで燃費性能も高いHVが再評価され、HVの世界販売は31%増の355万7609台と過去最高だった。

    トヨタは当初、23年度の世界販売を1040万台とする計画を掲げていたが、実績は1030万9457台で届かなかった。トヨタの担当者は「中国での販売競争の激化や、アジアの経済低迷、ダイハツなどの不正影響が響いた」と分析した。

    当初の世界生産の計画(1010万台)も未達だった。海外は5%増の666万3183台と過去最高を更新した。地域別では北米が13%増、欧州が10%増だった。国内は19%増の330万8556台で、トヨタが雇用や技術の維持に不可欠だとしている300万台を4年ぶりに上回った。