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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6276

翌20日、3点を追う六回1死満塁の場面で大谷は、内角のカットボールを振って三振を喫した。見逃せば明らかなボールで、大谷も「あそこは、テイクする(見逃す)のがベストな反応だった」と口にしている。「せめてファウルっていうのが理想」

ただ、今年の大谷を見ていると、そこまでボール球を追いかけているイメージがない。20日の試合後、走者が得点圏にいる場面といない場面でのボール球を振る確率を調べてみると、こういう結果になった。

・得点圏 28.8%

・走者なし/走者一塁  29.5%

ほとんど差がない。むしろ、得点圏の数値の方がわずかながら低い。よってストライクゾーンを広げているから、という解釈は成り立たない。

参考までにSTATCAST(ホークアイを用いた大リーグ独自のデータ解析ツール)のデータを検索できる「Baseball Savant」を利用して、得点圏でボール球に手を出したコースを確認してみた。絞り込むことで、見えるものもある。

すると実際、別のことが見えてきた。図1を見ると、得点圏では外角低めのボール球に全く手を出していないことがわかる。得点圏に走者がいない場合も調べてみると、1球を除いて結果は同じだった。

ちなみに昨年はどうだったのか? 走者に関係なく、外角低めのボール球だけに絞り、どれくらい振ったかデータを抽出すると、こういう結果になった。